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2018年のふりかえり(ひとり望年会)

2018年12月30日 16:11

毎年恒例の怒涛の連勤(今年は13連勤)を終え、「フランスアの連投ってすごいなぁ」とカープのフランスア選手に人知れず尊敬の念を覚えつつ、すっかり年末となりました。昨年末に「ひとり望年会」を更新して、記事がなんと3つしかなかったことにビックリ。いやー、忙しかったっス。このブログの更新履歴を見ると、20代だったころは、まだ体力・気力が残っていたんだから甘っちょろかったなーというかやっぱ若かったなーというか、いろいろと思い起こすことも多くて。

 

何はともあれ、2018年もあと32時間。せっかく少し余力があるんで、また今年も「ひとり望年会」を書いてみようかと思います。

 

1)美術館(私のベスト10展覧会)印は、個人的に心を大いに癒された展覧会)

ルドン 秘密の花園@三菱一号館(丸の内)。色彩のルドンは、オフィーリアにつながる。花と女の子の組み合わせが幻想的。

木島櫻谷@泉屋博古館(六本木)。今年の一番にしたい展覧会。動物に対する優しいまなざしがクールでした。

くまのパディントン@文化村(渋谷)。パディントンの作画の歴史をたどれました。作家さんによってパディントンの可愛らしさが変わるのが興味深かったです。

清朝皇帝のガラス@サントリー美術館(六本木)。連年紆余ということばを覚えました。ますます鯉が好きになりました(←ぇ)。色彩を帯びたガラスも美しかったです。

NUDE@横浜美術館(横浜)。この前写真美術館(恵比寿)で見た「小さいながらもたしかなこと」展の森栄喜さんの作品群と同様、旧来的な価値観をぶっ壊しにくる展覧会。そして私はそういう展覧会が好きなのです(^^;)。このNUDE展は、歴史的な俯瞰を施してあって、旧来的な女性の裸体画から、現代の性を越境した、ひとりの人間を描く裸体画へと変容する、裸体をめぐる視点の変化を説明してあるのではないかと思いました。21世紀だから、やはり人間が一人の人間としてものを見られるような視点が大切なんだというメッセージを、イギリスから届けられたように感じました。

琉球 美の宝庫@サントリー美術館(六本木)。琉球王国は毅然としてそこに存在して、輝いていたのだ。あの戦争さえなかったら、国宝と呼ばれるものが、もっとずっとたくさんあったのだと学びました。

ピエール・ボナール@国立新美術館(六本木)。ボナールの、描く対象を優しくとらえる目線が好き。

フィリップス・コレクション@三菱一号館(丸の内)。ジョルジュ・ブラックの作品がいちばんクールだったけど、大好きなガンディンスキーの作品もあり、ミニチュア額縁のグッズも可愛らしくて、近代好きには大満足な展覧会でした。https://mimt.jp/pc/

木村伊兵衛 パリ残像@三越(日本橋)。柔らかい太陽の下で、人々の日々の生活が営まれている。写真に写る人々がいい表情だったんです。

ルーベンス@国立西洋美術館(上野)。マグダラのマリアと、キリストの十字架降下の絵に、すっかり魅了されてしまいました!

 

2)本(忘備録的に)

瀬川拓郎『縄文の思想』(講談社)。ニライカナイの思想、海と山と人間との関係、そして自由と平等の在り方。久しぶりに新書読んでて泣きました。

ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』(ハヤカワ文庫)。クジラという生き物そのものも好きなんですが、この短編小説集は、宇宙と地球と人間との関係を見直すいい機会になります。

オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』(岩波文庫)。イギリスのアンダークラスが、保守党政権の緊縮財政で苦しんでいるという話は、現代の話ですが、この本を読んだ後では、時代が進歩していないんじゃないかとさえ錯覚してしまいました。

ウォラギネ『黄金伝説』第1巻(全4巻)。アンデレとセバスティアヌスと福音書のヨハネ推しです(笑)。マジカッコイイ。

ブレイディみかこ『子どもたちの階級闘争』(みすず書房)。読み始めのころは、句読点の位置に大変戸惑いましたが、読み進めるうちに慣れてきました(笑)。私、寛容になったかも? 少しこちらの器の大きさを広げてくれるような書物でした。

 

資格試験の勉強と、仕事の準備のための資料読みが多くて、例年比50%止まりになってしまいました。もう少しいろいろ読みたいんだけどな……。来年ももう同じ感じになるのがほぼ確定なので、1冊でも多く、興味本位で読めるものを読めたらなと思います。

 

3)その他のおもしろかったこと

・ドラマは、「NCIS: New Orleans」。今年はシーズン2をコンプリート。

・野球は、カープ3連覇~~~!(^▽^)/ でも、ポストシーズンでは、日本シリーズがまた悔しかったし、選手の移籍で悲しい気持ちになったりもしましたが、3連覇は3連覇。来年も、タナキクはもちろん応援しますが、のまりょませーや(野間峻祥選手・西川龍馬選手・鈴木誠也選手)もめっちゃ応援します(とくにりょま!!)♪

・お茶は、次の3社をメインに愛飲中。

Palais des Theshttp://www.pom.co.jp/

TWGhttps://www.tokyugf-twg-tea.com/

KUSMI TEAhttps://www.kusmitea.jp/

とくに今年は、TWGとの出会いもあり、またKUSMI TEAPrince Vladimirが神懸り的に好きな味で夢中になり、素敵なお茶とたくさん出会えて、良い1年でした。

 

来年も、自分の限界に挑戦するプロジェクトが続きます。イエス氏の十字架を思えば、何でもできそうな今日この頃(『黄金伝説』第2巻を読んでいて、その影響でこんな心持ちになっているのです)。

 

それでは、2019年も、どうぞよろしくお願いいたします~☆


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さてさて……

2018年12月12日 18:54

だいぶ間があいてしまいましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今年も残すところあとわずか。2018年、わりとがんばってきたんじゃないかと自画自賛。
来年はさらに自分の強度を試してみる企画が満載です。

余裕があればまた月末に更新します!

隣の芝

2018年03月03日 00:01

隣の芝

どうしたら お金がいっぱいあるように
どうしたら 時間がいっぱいあるように
どうしたら 海を渡って 西のくにへ
どうしたら 海の見える 港のまちで
どうしたら のんびりゆったり 生きられるのか

隣の芝は いつも青い
あんまりに青くて 目がくらむ
格差社会とは言うけれど
 古代から現代まで 人類史は格差社会の歴史
 誰も羨まずに 生きられたなら

前を 上を まっすぐ見据える力なんて
 だれもが持ってるわけじゃない
 斜に構えることが こんなに足枷になるなんて
 前を 上を 見据えられる
 そんなきみが 羨ましいんだ

きっと 西のくにに生まれていたら
きっと 東のくにに憧れていたのか

いつまでも
 抜け出せない東洋の沼
 抜け出せない夜の地下室

立春

2018年02月04日 01:56

立春

春が来る 梅がほころぶ
陽射しがやわらかに 窓からさしこむ
陽射しがあんまりに まばゆくて
私の眼が くるくるまわる

春が来る 梅がほころぶ
陽射しがやわらかに 庭にさしこむ
陽射しがあんまりに まばゆくて
私の脳裏が ずきずき疼く

目のまわりの皮膚はただれ
いつしか深い 皺が寄る
それはまるで夜の海の
水面に寄せるさざなみのようで
アルバトロスの命をとった
老水夫の歌を口ずさむ

春が来る 梅がほころぶ
おぼろげな月の光がピアノを奏で
あんまりに月の光がぽろぽろ響く
私の夢には 黒蜘蛛が這う

「おつかれさま」って そいつがささやく

2017年のふりかえり(ひとり望年会)

2017年12月30日 22:03

今年はお仕事のスケジュールがわりとマトモだった(ガイコツにならなくて済んだ)のと、気持ちの持ちようでこんなにも元気なので、せっかくの年末だから2017年を簡単にふりかえってみようかという企画。

題して、

「ひとり望年会」。

最近知ったのだけど、中国の日系企業に勤務する人たちは、忘年会を「望年会」と呼ぶのだそうで。日本語の「忘年会」よりこっちのほうが輝きにあふれてていいなぁと。

さてさて……

まずは美術館。
毎年かなり行っているのに、近年ちゃんと記録残せてない無念さったらない。
だから、今年はちょっとだけ、すご~く簡単に書いてみます。

・西洋美術館「シャセリオー」。バイロンに携わる者としては、ものすごい共通項でビックリ。
・国立新美術館「ミュシャ」。でっかい~~!^v^/
・東京都美術館「バベル(ブリューゲル)」。美大の学生さんたちの努力に拍手!
・DIC川村記念美術館「ヴォルス」。絵も良かったけど、個人的には写真がステキ。
・国立新美術館「ジャコメッティ」。若いときから大好きなジャコメッティ。すごく感激。
・Bunkamuraザ・ミュージアム「ベルギー奇想の系譜」。今まで見てきたベルギー展の総集編。
・出光美術館「江戸の琳派」。なんだかほっとするサカイホウイツ。おもわずはっとするスズキキイツ。
・上野の森美術館「怖い絵」。モッサの「彼女」とウォーターハウスの「キルケー」見れただけでも感動。
・愛知県美術館「長沢芦雪」。伊勢うどん(山口屋さん)の思い出とともに。(伊勢うどん、すごく好きになった……!)そして、府中市美で蛙と雀の墨絵見たときからずっと、あなたのこと、大好きだったよ、芦雪さん……!
・東京国立博物館「フランス人間国宝」。写真とらして欲しかった……! 本当に、煌めく作品がいっぱい!
・東京国立科学博物館「アンデス」。まぢで、怖かったけど、かわいかった……!
・Bunkamuraザ・ミュージアム「オットー・ネーベル」。心ふるえる絵画展が今年のオオトリでした。ネーベルの絵画の、やさしさが、またカンディンスキーの明るい聡明さとちがって、癒されました。

それから、本。こちらも簡単に、忘備録。

・ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(河出)&『時が新しかったころ』(創元SF)。大ファンになったよ~! 心があったかくなる、しあわせな気持ちになる、素敵な作家さんを発見した感。
・グラス『女ねずみ』。再来年のネズミ年がコワイ^^; 本当に、現実味があって……
・ゴーディマ『ジャンプ』(岩波)。現代のテロリズムや、民族紛争の悲惨さを目の当たりにしたような、切に平和を願う気持ちにさせられる、すごく大切な教書。
・カルロ・レーヴィ『キリストはエボリで止まった』(岩波)。南イタリアの乾いた大地の、貧しい村の暮らし。中央の政権によって生活をだめにされてしまいかねないという恐怖。
・プリーモ・レーヴィ『休戦』(岩波)。ナチスのやったこと、これから未来永劫くりかえし起こしてはならないことを思い知らされる。
・吉村昭『関東大震災』(文春)。混乱と恐怖によって残忍さをむき出しにする人間の本性を見たような気がする。今年は、特に、9月1日になされた報道とともに、忘れない。
・クッツェー『マイケル・K』(岩波)。本当の「自由」を学んだ一冊。本人の意志とは関係なく、戦争は人を不幸にする。
・プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』(光文社新訳)。AIの活躍が報道される中、詩作製造機は現実味があって……。
・こうの史代『この世界の片隅に』(全三巻)、+DVD。圧倒的に原作の力がすごい。DVDも素敵ではあるけれど、ちょっとしたポイントが削られていたりして、時間の制約があるから仕方ないけれど、残念。でも、楽しみました☆。
・ホイジンガ『中世の秋』(下)(中公)。なんだか、いつになったら、中世的な偏見を、人類は捨てられるんだろう。一体何百年、このままなのか……。とにかく、中世思想の煌めきを堪能したよ!
・ブッツアーティ『タタール人の砂漠』(岩波)。自分の境遇と重なり、身につまされる心地がしました……。ドローゴさんに、若さの貴重さを教えられました。
・萱野茂『アイヌ歳時記』(ちくま)。二風谷のダムの底に沈んでしまった、宝石箱のような集落とそこに在った生活。和人の非情さ。「主食を禁じられた民族は、アイヌ民族以外、世界にない」という記述に涙。ダムのせいで、遡上を不可能にされた鮭たち。異文化を尊重できない寛容性のなさに苛立ちを覚えました。
・バイロン『ヘブライのメロディー』。バイロンって、旧約聖書の王さまたちに、憧れを抱いていたんだなぁという再認識。で、来年も諸々引き続き頑張りますー。

なんだかちょっとかたよっちゃった感じがあるけれど、仕方ない!^^;

最後に、その他のおもしろかったこと。

ドラマは、「NCIS: New Orleans」。今年はシーズン1をコンプリート。
野球は、カープ二連覇~~~☆☆☆^▽^/ タナキクマル大活躍☆ CSは残念すぎてことばがないけれど、二連覇はえらい! 
音楽は、今年はYou Tubeでヒーリングっぽいピアノばっかりきいていたなぁ。

来年は、本は、お仕事との兼ね合いで、ちょっとイギリスの方に傾きそうです。
(もうちょっと英語の勉強せんと……。)

それでは、来年も、どうぞよろしくお願いいたします~☆


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