スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

隣の芝

2018年03月03日 00:01

隣の芝

どうしたら お金がいっぱいあるように
どうしたら 時間がいっぱいあるように
どうしたら 海を渡って 西のくにへ
どうしたら 海の見える 港のまちで
どうしたら のんびりゆったり 生きられるのか

隣の芝は いつも青い
あんまりに青くて 目がくらむ
格差社会とは言うけれど
 古代から現代まで 人類史は格差社会の歴史
 誰も羨まずに 生きられたなら

前を 上を まっすぐ見据える力なんて
 だれもが持ってるわけじゃない
 斜に構えることが こんなに足枷になるなんて
 前を 上を 見据えられる
 そんなきみが 羨ましいんだ

きっと 西のくにに生まれていたら
きっと 東のくにに憧れていたのか

いつまでも
 抜け出せない東洋の沼
 抜け出せない夜の地下室
スポンサーサイト

立春

2018年02月04日 01:56

立春

春が来る 梅がほころぶ
陽射しがやわらかに 窓からさしこむ
陽射しがあんまりに まばゆくて
私の眼が くるくるまわる

春が来る 梅がほころぶ
陽射しがやわらかに 庭にさしこむ
陽射しがあんまりに まばゆくて
私の脳裏が ずきずき疼く

目のまわりの皮膚はただれ
いつしか深い 皺が寄る
それはまるで夜の海の
水面に寄せるさざなみのようで
アルバトロスの命をとった
老水夫の歌を口ずさむ

春が来る 梅がほころぶ
おぼろげな月の光がピアノを奏で
あんまりに月の光がぽろぽろ響く
私の夢には 黒蜘蛛が這う

「おつかれさま」って そいつがささやく

秋の雨は

2017年10月17日 22:19

秋の雨は

やまない秋の雨は ことさらに黄色い葉にしみこむ
やまない秋の雨が やさしく川面に模様をつくる

ああ 昔 こんな雨のなかを
赤い傘をさして
ドアベルの鳴る扉をあけて
煙草とコーヒーの匂いがまじりあう
黄色いランプの喫茶店に
あのひとが入ってきたね

桜の樹に たよりなくすがりついている
黄色い葉っぱたち

あったかいクラムチャウダーの
あの味はきっと
遠い遠い 平和なの記憶の証

願望

2017年08月14日 14:26

願望

ブルターニュの、海、岸壁、小さな宿屋、自家製ガレットの食堂
スコットランドの北の海、島、どこまでも広がる空、果てのない空
イングランドの岬、港町、ジャケットポテトとバターの匂い
プロヴァンスのラベンダー畑、青藍の夜空、蜂の踊る音
海、崖、沈みゆく太陽、立ち上る月、神様のつくった地球

家族や友人たちとの時間を大切にする人間がいて、
ゆうがた、星の下、一軒一軒にあたたかい灯がともり、

腕がぶつかったり足を踏んだりするほどに混みすぎず、
神経がおかしくなるほどの分や秒単位の時間を気にせず、
いらいらせず、怒鳴ったり怒ったりする声もせず、
体や脳を壊すほどの奴隷的拘束をされることもなく、

差別もなく、衝突もなく、
悲しみも叫びもなく、
爆弾もミサイルもなく、

歌があり、
生きるよろこびがあり、

花も、虫も、水も、
空と海と大地と同じように、
どこまでも、澄んでいる。

rice cakes

2017年01月17日 22:29

rice cakes

もっちり もっちり
ぺったんこ ぺったんこ

しろくて のびのび
まるいのも しかくいのも
もっちり もっちり ぺったんこ

おしょうゆと 海苔
とろけるチーズと バター

おすまし みそしる
お花のかたちのにんじんさん
もみじのかたちのしいたけさん

きなこのこなゆき
おさとうのこなゆき

もっちり もっちり ぺったんこ
もっちり もっちり ぺったんこ

にっこにこの おしょうがつ

……あれ? もう七草粥の日?

……あれ? もう節分?


Articles


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。