2007年05月31日 14:30
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2007年05月28日 00:09
2007年05月27日 01:39
2007年05月25日 14:28
2007年05月25日 13:29
2007年05月21日 01:20

「狩野派」っていうと、どことなく線がごっつい感じがして、実はあんまり興味がなかった、というか、日本画の中ではあんまり好きなほうではなかったのですが、今回機会がありまして、大倉集古館に行ってきました。
上図の狩野探幽の「瀟湘八景図巻」は、抽象画もビックリです*^-^*抽象画、特に抽象の日本画が大好きな私としては、これは本当に驚かされました。Amazingです☆ ザオ・ウーキーにも匹敵すると言っては言いすぎでしょうか? 画面が小さいのと水墨画のぶんだけ、あれほどの心の揺さぶりはありませんが、モノクロの域を超えています。某生々流転の巻物もメじゃありません(爆)
今回の展覧会でいちばん気に入ったのは、狩野興以の「月下猿猴図」です☆ 「猿猴捉月」(猿が水中の映った月影を取ろうとして、枝が折れ、溺れ死んだ。転じて、身の程知らずの望みを持ったばかりに、却って失敗すること。)という故事にちなんでいるそうですが、それなら何故このお猿さんはホンモノの月に手を伸ばしているのでしょうか? 実はこの絵を見たとき、ランボオのとある詩が頭をぐるぐるしていたんです☆
2007年05月21日 00:23
知り合いの青年に勧められ、相方に「早く行こう!」とせがみまくって早10日。20分待ちもなんのその、行って来ました通称『モネ展』。前回の『パリの異邦人』のときもそうだったのですが、国立新美術館は物量作戦らしく、とにかくモネモネしてましたo(*^-^*)o

この作品は、実はその知り合いの青年に貰ったポストカードで、彼が「これ、マジで素晴らしかったです!」というので、とても見るのが楽しみでした☆ 実際モノを前にしてみると、その子の素直さというか、明るさというか、爽やかさというか、陰りのつきかたというか、勧めてくれた子の性質を十分に現しているようで、変な絵画鑑賞かもしれませんが、とても面白かったです(笑)。積み藁のモチーフは、埼玉県美で見たものの印象が非常に強かったので、それとの対比を含め、あとはNursery RhymeのLittle Boy Blueくんのイメージを含め、西洋の文化的な位置づけがよく現れていたと思います。空の青と筆の細かさが印象的な作品でした☆

上図は、オルセー美術館蔵の『かささぎ』です。本展覧会でいちばんお気に入りになりました☆ やっぱりモネは白い雪の絵がいちばん素敵だと思います。西美やオルセー美術館展やその他様々なシーンでお眼にかかってきた雪の日のモネですが、やっぱ白い筆遣いがとても好きです。べたべた塗ってあるのが、雪の重みみたいで(笑)。クリアファイルも買っちゃいました☆

相方が「象徴派みたいだね」と論評した作品ですが、個人的にはこの陰鬱感と倦怠感のようなものが大好きで、だけどもし象徴派だったら、きっとこの画面のどこかに奇妙な生き物がいるかもしれませんし、もっと色使いがぼやけているとも思うんですね。GOOD!b^-^*

この作品は、実はその知り合いの青年に貰ったポストカードで、彼が「これ、マジで素晴らしかったです!」というので、とても見るのが楽しみでした☆ 実際モノを前にしてみると、その子の素直さというか、明るさというか、爽やかさというか、陰りのつきかたというか、勧めてくれた子の性質を十分に現しているようで、変な絵画鑑賞かもしれませんが、とても面白かったです(笑)。積み藁のモチーフは、埼玉県美で見たものの印象が非常に強かったので、それとの対比を含め、あとはNursery RhymeのLittle Boy Blueくんのイメージを含め、西洋の文化的な位置づけがよく現れていたと思います。空の青と筆の細かさが印象的な作品でした☆

上図は、オルセー美術館蔵の『かささぎ』です。本展覧会でいちばんお気に入りになりました☆ やっぱりモネは白い雪の絵がいちばん素敵だと思います。西美やオルセー美術館展やその他様々なシーンでお眼にかかってきた雪の日のモネですが、やっぱ白い筆遣いがとても好きです。べたべた塗ってあるのが、雪の重みみたいで(笑)。クリアファイルも買っちゃいました☆

相方が「象徴派みたいだね」と論評した作品ですが、個人的にはこの陰鬱感と倦怠感のようなものが大好きで、だけどもし象徴派だったら、きっとこの画面のどこかに奇妙な生き物がいるかもしれませんし、もっと色使いがぼやけているとも思うんですね。GOOD!b^-^*
2007年05月20日 01:25
2007年05月14日 01:05

My dear, do you know,
How a long time ago,
Two little children,
Whose names I don’t know,
Were stolen away
On a fine summer’s day,
And left in a wood,
As I’ve heard people say.
And when it was night,
So sad was their plight,
The sun it went down,
And the moon gave no light!
They sobbed and they sighed,
And they bitterly cried,
And the poor little things,
They lay down and died.
And when they were dead,
The robins so red
Brought strawberry leaves,
And over them spread;
And all the day long,
They sang the song.
あなたは知っているかしら ずっと昔のこと
名前も知れない ふたりのこどもが
さらわれたのは とある夏の晴れた日のこと
そうして森の中へ 捨てられたのだと言われているわ
夜が来て
悲しみもいっそう深まった
日は暮れていった
そうして月は照らさなかった!
むせいでため息をついた
そうして激しく泣き叫んだ
あわれなふたりの小さなこども
ふたりは倒れ、そして死んだ
ふたりのこどもが死んだとき
真っ赤な胸の駒鳥たちが
野苺の葉をかきあつめ
ふたりの上へちりばめた
まるまるいちにち駒鳥たちは
弔いの歌を歌ってた
2007年05月12日 21:13
2007年05月07日 03:12
2007年05月06日 05:17

Little Boy Blue
come blow your horn,
the sheep's in the meadow,
the cow's in the corn;
but where is the boy
who looks after the sheep?
He's under a haystack
fast asleep.
Will you wake him?
No, not I,
for if I do,
he's sure to cry
空色の少年よ
角笛を吹いて!
羊は牧場へ
雌牛は麦畑を荒らしてるから。
けれどきみはどこにいるの?
羊飼いさん
あぁ、彼は積み藁の下
深い眠りに 眠ってる
起こしてしまうの?
いいえ しないわ
だって夢から醒ましてしまえば
きっと泣いてしまうから
2007年05月04日 17:03
新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の『甘美なる聖母の画家・ペルジーノ展―ラファエロが師と仰いだ神のごとき人―』展を見に行きました☆(タイトル長い…/汗)
最近聖書、特に「福音書のヨハネくん」にハマッてしまって、このテの展覧会を見に行く目的は、もっぱら「ヨハネくん探し」になってしまっています(爆)実際、ヨハネくんは2体見つかりました☆

ひとつは、多分コレ。↑ダルビーノの「キリストの埋葬」。このヨハネくんは、可愛らしい感じ。清楚。チョット幼いかなぁと思ったのですが、表情はとってもオトナ。キリストの死体を見詰めて痛々しいご主人様を見詰めるような感じです。
もうひとつは、地味めだったんで、ビミョーでした。
「石棺の上のキリスト」は、十字架に架けられたイエスさんなんですが、メランコリックなオーラが出てて、美しいと思います。これは見甲斐があります。(多分これが今回いちばん綺麗なイエスさんなんじゃないでしょうか。)

で、今回の目玉↑は、主人公ペルジーノさんの「少年の肖像」ですっ!!>▽< 最高に素敵ingです(爆) 知り合いの青年に目元が似てて、どーしよーかと思った(爆笑) 目元だけね、目元だけ…☆
とりあえず、髪の毛の描写力に、ペルジーノさんには脱帽。先日見たレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」のガブリエルくんの髪の毛もくるくるしてて、「少年時のキリスト」の胸像の髪の毛もすっげーと思ったんですが、個人的にはペルジーノさんの凛とした重みのある髪の毛には参りました。Asianceの宣伝風味な髪の毛です。画面全体の黒も、めちゃ綺麗。漆黒の美しさってやつです。
この展覧会、オススメです☆7月1日まで開催してますので、是非美青年たちを見てください☆
最近聖書、特に「福音書のヨハネくん」にハマッてしまって、このテの展覧会を見に行く目的は、もっぱら「ヨハネくん探し」になってしまっています(爆)実際、ヨハネくんは2体見つかりました☆

ひとつは、多分コレ。↑ダルビーノの「キリストの埋葬」。このヨハネくんは、可愛らしい感じ。清楚。チョット幼いかなぁと思ったのですが、表情はとってもオトナ。キリストの死体を見詰めて痛々しいご主人様を見詰めるような感じです。
もうひとつは、地味めだったんで、ビミョーでした。
「石棺の上のキリスト」は、十字架に架けられたイエスさんなんですが、メランコリックなオーラが出てて、美しいと思います。これは見甲斐があります。(多分これが今回いちばん綺麗なイエスさんなんじゃないでしょうか。)

で、今回の目玉↑は、主人公ペルジーノさんの「少年の肖像」ですっ!!>▽< 最高に素敵ingです(爆) 知り合いの青年に目元が似てて、どーしよーかと思った(爆笑) 目元だけね、目元だけ…☆
とりあえず、髪の毛の描写力に、ペルジーノさんには脱帽。先日見たレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」のガブリエルくんの髪の毛もくるくるしてて、「少年時のキリスト」の胸像の髪の毛もすっげーと思ったんですが、個人的にはペルジーノさんの凛とした重みのある髪の毛には参りました。Asianceの宣伝風味な髪の毛です。画面全体の黒も、めちゃ綺麗。漆黒の美しさってやつです。
この展覧会、オススメです☆7月1日まで開催してますので、是非美青年たちを見てください☆
2007年05月04日 01:03
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