アイスクリーム

2007年08月29日 23:08

アイスクリーム

 私のいちばん好きなアイスクリームは、Tully's Coffeeのココナッツです(笑)猫舌なので、食べるのにえらく時間がかかるのですが、寒くなってくる秋口に食べたくなります。
……食べたくなってきた☆o(^-^)o 

クールダウン

2007年08月26日 14:36

夏の森の幻4

 相変わらず以前のぼくだ、すなわちひどく退屈した男、我ながらほとほとうんざりする人間だ。この脳に他人の考えを、魂に他人の感情を、肉体に他人の苦痛や快感を、入れてみたいと願ったが駄目だった。――ぼくは己に繋がれた囚人だ。脱獄の可能性はない。囚人は脱走を望んでいる。壁は喜んで崩れ、扉という扉も難なく開いて彼を通すはずだ。それなのに、いかなる運命の悪戯か、壁石はびくともせず、その閂もしっかりと金具に収まったままだ。わが家に人を迎え入れることも無理なら、人の家を訪ねることもできない。訪問したりされたりの交際を知らず、群衆の中に居ても独り寂しく孤立している。
(テオドール・ゴーチエ著・井村実名子訳『モーパン嬢(上)』岩波文庫)
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強さの理由

2007年08月25日 21:32

宝物の花たち


 路上で、いくつもの冬の夜、宿もなく、着るものもなく、食べ物もなくて、凍えた私の心を締めつけたのはひとつの声だった。「弱かろうが、強かろうが、おまえはそこにいる、それが力なのだ。おまえはどこへ行くのか、なぜ行くのかも知らないが、どこへでも入って行き、何にでも返事をするのだ。おまえが屍骸でもあるかのように誰もおまえを殺したりはしないだろう。」朝になって、私の眼差しは虚ろで、物腰も死んだようだったから、誰も私を見なかっただろう。
 Sur les routes, par les nuits d'hiver, sans gîte, sans habits, sans pain, une voix étreignait mon coeur gelé: ≪Faiblesse ou force: te voilà, c'est la force. Tu ne sais ni où tu vas ni pourquoi tu vas, entre partout, réponds à tout. On ne te tuera pas plus que si tu étais cadavre.≫ Au matin j'avais le regard si perdu et la contenance si morte, que ceux que j'ai rencontrés ne m'ont peut-être pas vu.
 (アルチュール・ランボオ『地獄の季節』、「悪い血」第5節より)

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a brutal sight

2007年08月25日 13:44

a brutal sight

The brilliant City of Emerald had
A lot of trees who he loved but
One of them was the Maple Tree.

When a young man got her tears,
It was really pretty bitter so
Did he curse at the Maple Tree.

The Maple Tree shed her leaves
And the City of Emerald did
Hold them with his gentle mind.

And the night fallen...

Above the black sky
Over the brilliant City of Emerald,
The Nasty Moon was shining during the night
And she couldn't do anything
But stared at the Maple Tree.

ワタシノユクエ

2007年08月25日 12:07

回廊の幻

下記の箇条書きは、フランス語の先生に頂いた柄谷行人「内側から見た生」(『漱石論集成』平凡社所収)の抜書きペーパーから孫引きです~

・個体は自己を犠牲することによってしかこの《社会》では生存することができない。
・漱石自身の実存:「堪えがたいほど切ないもの」「出口がないような残刻極まる状態」
・自己存在の無根拠性。自分のなかには何もない。
・この世界では個体は本質的な生存を許されないということである。

*   *   *   *

ランボーが詩の中に描き出す遠い自分の姿、巨大な氷の下に冷たくなって横たわり、音もなく、光もない、自分の姿。
あるいは、肉体は爛れ、蛆虫が内臓を這いずり回り、腐敗してゆく自分の姿… 花は枯れ、香は灰になる…

『天上の虹』(里中満智子著、講談社)で、十市皇女が「私は今日一日で百年も生きた」ようだと言っていたけれど、もうまさにそんな心地がする今日この頃。

さーて

ランボーの『地獄の季節』の論文の準備しよぅ!(←心の拠り所/笑)

ゆめのあと

2007年08月23日 01:54

natunomadobenohikari

To be or not to be, that's the question...

fade

2007年08月20日 01:06

夏の森の幻3

花のない広大な牧草地には、燃え立つ八月の太陽に照らされ、燦然と輝くエメラルドの都があった。

花のない極地の海には、燃え立つ八月の太陽に照らされ、崩れゆく氷の都があった。

氷の都の路地の奥、数千年生きた少女の心臓には、一匹の緋色の金魚が棲んでいた。少女の髪は黒く、瞳は真夏の炎に揺れていた。

緋色の金魚は見た、崩れゆく氷の都の外、
遠く輝くエメラルドの光を。
そしてそれは思った、あの燦然と輝く都には、
永遠の夏があるのだと。

そして八月の太陽は、氷の都を滅ぼした。
白熊は棲家を失い、珊瑚は色を失った。

秋になって、エメラルドの都の浜辺には
翡翠の金魚が打ちあげられていた。
もはや氷の都のことなど、人々は誰も知らなかった。

Please let my spirit up!!

2007年08月19日 16:04

森永乳業 杏仁豆腐

イーゲルさんが「毎日アイスを食べなきゃやってられません」と
仰っておられるのが、とっても素敵で「憧れ~☆☆」な感じで、
私も真似して

「毎日杏仁豆腐を食べなきゃやってられません」

と、相川七瀬ばりにつっぱってみたい今日この頃。
もともと不思議な味わいの杏仁豆腐が大好きなのですが、
オススメはやっぱり杏仁豆腐大好きっ子になる
切っ掛けになった森永乳業の「なめらか杏仁豆腐」です☆

相川七瀬の「Nostalgia」が、心なしか、
ますます感情込めて歌えるようになっているような気がする
今日この頃。
crimson crimson
相川七瀬 (1998/07/08)
カッティング・エッジ

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mi amigo

2007年08月18日 16:41

mi amigo

ずんちゃ♪ ずんちゃ♪

Buenos tardes!! señorita!!
甘酸っぱい林檎のシードルはいかが?
この素敵な液体は
あなたを更に魅力的に
どこにもいない美人にしてくれますよ?

さぁさぁ お嬢さん
寄ってらっしゃい 見てらっしゃい
永遠の美しさを手に入れるには
あまりにも安い買い物ですぜ

この林檎のシードルは
森でこの夏いちばんに取れた
輝く林檎から抽出し
新鮮な冷たい空気を混ぜ合わせ
朝まだきのひかりを封じ込め

咲き誇る金木犀のかけらを
そっと沈めた液体ですぜ

さぁさぁ お嬢さん
今なら特別価格でご提供
どうです? 今がお買い得ですよ
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瑠璃

2007年08月17日 07:46

夏の森の幻2

広がり続ける砂漠を
旅人はもうずいぶん歩いていた
幾度も脱走を試みた兵士だった
あてどもなく続く旅路に
四肢は焼かれ
血は固まり

瑠璃の王国
透明な
輝ける建造物の数々
熱帯の植物が
太陽を求め
遠い光に
腕を伸ばす

瑠璃の石畳に
そっと耳をあてる
旅人は 聴く
絶え間ない
地下水脈を

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衰弱

2007年08月15日 21:09

shade in the forest

徐々に衰弱が訪れた

脳髄の神経が麻痺し
正体を失くした
都会の熱風をくぐり
私は風になった

もはや誰の眼にも映らず

真夏の太陽が
蜃気楼を魅せた

まぼろしの未来――

意識が衰弱し
滅びゆく感覚をおぼえ

気がつくと
リビングのソファーが
じっとりと汗で滲み

クーラーがひとり
滅びゆく地球をよそに
歌を歌っていた

délire onirique ――譫妄――

2007年08月15日 07:39

真夏の午後の岩

素足の下の冷たい緑
芝草に散る蓮華草
遠く牛が鳴いている
ほこりっぽい道の上
枝が萎びた夢を落とす

トルコ石のような
青い海の下

柔らかな麻布に
真昼の森が染みて

熱い風を追い求め
太陽が遠い

いつしか
黄色いラベンダーの匂い
噎ぶ夜空の冷気
そっと唇に触れた
微かに震えるライオンの歯

真夏の天空へ

2007年08月15日 07:16

夏の森の幻1

高い梢の あの先に
いったい何が あるのだろう

不気味な悲鳴

2007年08月07日 00:40

アーサーシモンズのオフィーリア

【不気味な悲鳴】中原中也 作

僕はもう、何も欲しはしなかつた。
暇と、煙草とくらゐは欲したかも知れない。
僕にはもう、僅かなもので足りた。

そして僕は次第に灰のやうになつて行つた。
振幅のない、眠りこけた、人に興味を與へないものに。
而もそれを驚くべき理由は何処にも見出せなかつた。

僕は眠い、――それが何だ?
僕は物憂い、――それが何だ?
僕が眠く、僕が物憂いのを、僕が嘆く理由があらうか?

かくて僕は坐り、僕はもう永遠に起ち上がりさうもなかつた。

   ※

然しさうなると、またさすがに困つて來るのであつた。
何をとか?――多分、何となく答へるほかもない。
何となら再び起ち上がれとは誰も云ふまいし、
起ち上がろうと思うがものもないのにも猶困つて來るのであつたから。

僕はいつそ死なうと思つた。
而も死なうとすることはまた起ち上がるよりも一層の大儀であつた。

かくて僕は天から何かの惠が降つて來ることを切望した。
而もはや、それは僕として勝手な願ひではなかつた。
僕は眞面目に天から何かゞ降つて來ることを願つた。
それが、ほんの瑣細なものだらうが、それは構ふ所ではなかつた。

   ※

――僕はどうすればいゝか? (1935.1.11)
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羊さんたちへ

2007年08月06日 09:56

Little Bo-Peep(Sleeping)

羊飼いの女の子が
大切な羊たちを
見失っても見つけた物語のように
わたしも
大切な羊たちを
見失ってもみつけられるかしら

そのとき
しっぽが切れていないといいな

夏の朝
柔らかいタオルケットの中で
羊たちのゆめを見たの
ふわふわで
もこもこで
やさしくて

どうか神さま
もう大切な羊たちを
見失いませんように
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花火

2007年08月04日 19:48

雨上がりのひとこま

お城の祭りにはみんな出かけたけれど
灰かぶり娘は
どこへも行かなかった

何も願わず
何も夢見ず

遠く
花火のうちあがる音を聞いて
いつしか自分もあぁして
散ってゆくのを

遠く
目蓋の裏に
見ていた

真夏の花の噎ぶ香りが漂い
しかし花は見えなかった
夜気の擦れる空気の中で

ただ遠く
花火の散ってゆく音を
聞いていた

again and again

2007年08月04日 15:22

hidariyuri

【こだまでしょうか】 金子みすず 作

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そうして、あとで
さみしくなって、

「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
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hard

2007年08月03日 17:22

hikari1

18歳の男の子たち二人の会話。

Mくん:hardlyの意味教えて~
Tくん:(ニヤリと笑いながら)「激しく~ナイ」だよ

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