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酩酊

2010年01月30日 00:39

meiteicup

怒髪天を突き、とは藺相如よ、よく言ったものだ
髪の毛が逆立つ思いも
本当にあるんだね

酒は苦いものだ、とはバイロンよ、よく言ったものだ
きみの言う 酒の杯の底の
生のニガヨモギの粕の 味は確かに甘くない

酩酊した船は 舵を失って
碇を振り下ろす場所を 見失ってしまった

もはや 食欲は失せた
安い酒の苦汁を
舐めながら今夜はもう
眠ることにしよう
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徐々に迫ってくる戦士の歌声

2010年01月17日 21:04

ドドナの神殿跡

【チャイルドハロルドの巡礼】第2編より、53連-55連
    バイロン作  Shallot B.訳

53
あぁ! ドドナの地よ、おまえの古き森、
預言の泉、聖なる神託はどこにあるのか?
ゼウスの御声はいかなる谷間にこだましたのか?
いかなる痕跡が<雷神>の社に残っているのか?
すべて、すべては忘れられた。そしてひとは
あっという間の人生の脆い絆が崩れてゆくと嘆いているのか。
やめなさい、なんと愚かな! 神々の運命はひとの運命になってしかるべきなのだ。
おまえは大理石や楢の大樹よりも生き永らえるつもりなのか?
国家が、言語が、世界が時の一撃で斃れなければならないというのに!

54
エピルスの国境は退いてゆき、山々がかき消えてゆく。
じっと天を仰ぐのに疲れた眼は、草色の布に身を包んだとこしえの春のように
滑らかな谷間を、喜んでうち眺める。
平原にでさえ、みすぼらしい美などありはしない。
そこではいくぶん大胆な河が長大な広域を引き裂いて、
岸辺に沿った森は、梢をざわめかせている。
樹々の影は輝く水面に踊り、
時には<真夜中>の荘厳な恍惚のうちに、月明かりとともに眠る。

55
太陽は広大なトマロス山脈の彼方に沈み、
広く猛々しいラオス河は傍を轟々と流れていった。
いつもの夜闇が差し迫って来たけれども、
そのとき、注意深く曲がりながら、急な岸辺を降りて行った。
そして貴公子ハロルドは、まるで空の彗星のように、
光り輝くテパレンのイスラム寺院の光塔を見た。
寺院の壁は河を見下ろしている。徐々に迫ってくる戦士の騒々しい歌声が、
長く続く峡谷に沿って流れる夜風に乗って来るのを、
彼は聞いた。
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巡礼者は太陽の、羊飼いは嵐の、行き過ぎるのを見つめて

2010年01月17日 19:01

Yanina
Yanina, ca. 1810

【チャイルドハロルドの巡礼】第2編より、48連-52連
    バイロン作  Shallot B.訳

48
ジッツァの修道院よ! こじんまりとはしているが、
聖なる土地の恵まれた場所よ! おまえの陰がちの額から、
周囲、上方、下方、我々はどこを見つめても、
なんという虹の色合いを、なんという魔的な魅力を、発見できるのか!
岩、河、森、山、そして全体を調和させる最も青い空、
すべては結びつくのだ。
下方では、驚かせるが魂を宥めてくれる、遠く本流の音が
あれらの転げ落ちそうな岩々の間で、
煙立ち込める瀑布がどこで渦を巻いているかを告げている。

49
むこうのこんもりした丘に頂いている茂みの真ん中に、
(それはたくさんの山々が近くになければ、
立派な階級にかぞえられ、そしてなお立派だと言われ、
それ自体気高いものだと充分思われるのかもしれないが、)
修道院の白い壁が高く美しく輝いている。
ここには修道僧が住んでいて、彼は決して粗野ではないし、
もてなしを慎むこともない。通りすがりの人々は、
いつも歓迎されるのだ。もしも彼が親切な自然の輝きを目にして喜ぶのならば、
彼は考えなしにここから逃れはしないだろう。

50
ここへは彼を、うだるような暑い季節に休息させに来させるといい。
あれらの老木の下では緑が鮮やかだ。
ここではもっとも優しい翼の風が、彼の胸を仰ぐだろう。
天国そのものからのそよ風を、彼は吸い込んでもいいのだ。
平原は遙か下方にある――おぉ! 彼にできるだけ純粋な喜びを
持たせてやってくれ。ここでは焼きつくような光線が
身を焼き焦がすこともないし、病気を吹き込むこともない。
それから彷徨う巡礼者にはその身を横たえさせてやれ、
そして朝が、昼が、夕が行き過ぎるのを、飽きることなく見つめなさい。

51
目の前に拡がる、暗褐色で巨大な
<自然>の火山の劇場、
炎を吐く怪獣の山脈が左から右へと拡がってゆく。
その下に、息づく谷間が身動きしているみたい。
山羊の群が遊び、樹木がそよぎ、せせらぎが聞こえ、山樅が頭上でざわめく。
かつて黄泉へと流れ、崇められた
暗き三途の川を見て!
冥府の王よ! もし僕が見ているこれが冥界ならば、
面を汚された楽園の門を閉ざせよ、僕の霊はもう何も求めないよ。

52
街の塔が美しい景観を損なうことはない。
そんなに遠くもないけれど、小高い山に遮られて
ヤニナの山は見えない。ここは人も少なくて、
村もまばらで、寂れた小屋も滅多にない。
でも、崖から下を見下ろせば、羊や山羊が草を食んでいる。
それから、散り散りになった群れを案じて、
羊飼いの少年が、白い外套をみにまとい、
華奢な体を岩にもたせかけている、
またあるときは、にわかな<嵐>の行き過ぎるのを、洞の中で待っている。
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『聖☆おにいさん』1-3巻読了

2010年01月08日 21:28

正月に実家に帰ったとき、弟Bがおもむろに差し出してきた。
「Shallotちゃん、これ読みなさい。」
少年ジャンプ以外の漫画なんて、少女漫画(歴史モノ)をちょっと読むくらいの私に、青年コミックを差し出すとは…。と、ちょっと半信半疑で読み始めたら、おさらばしなくちゃいけない時間が来てしまって、1巻の真ん中くらいで強制終了。

翌日、親切な方が(大天使さま!)なんと貸してくださり、3巻まで読了することが出来ました!
(ありがとうございます!)
中村光『聖☆おにいさん』1-3巻読了しました!

夕飯のあと、食卓でくつろいぎつつ、読んでいたら、イエスの洗礼のエピソードのところにさしかかり、ひとり大爆笑していたら、(漫画は『こち亀』以外ほとんど読まない)夫にすっごーく白ぉい目で見られちゃったりして…。

基本的にイエスの取り巻きの方がテンション高いんでしょうか…。大天使たちが「アメリカ人」を自称していたところを見ると、日本人からみた西洋人のステレオタイプが見え隠れしますね(笑)あのフランクさがイイっス!!

Shallotが特に大爆笑した章は、

1巻「サマージャム、市民館」→イエスの洗礼と湖面を歩くエピソードのところが最高!
2巻「ホスピタル フィーバー」→医者へ語りかける「仏の声」がイイ!
  「天国に一番近い公園」→もう何もかもが最高に面白い!! 
              トランポリンで天使(多分ケルビム)が迎えに来ちゃうイエスが素敵!
3巻「いい旅極楽気分」→修善寺は私にも思い出深いところなだけになおさら…(笑)
  「エンジェルズ」→ラファエロが好き…(笑)

です!




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happy bells

2010年01月01日 20:55

2010年の年賀状!(笑)

古きは外、新しきは内、
響け、幸せな鐘の音よ、雪を越え
年は過ぎゆく、さようなら
偽りは外、真実は内

   (テニスン『イン・メモリアム』より。Shallot B.訳)


Ring out the old, ring in the new,
Ring, happy bells, across the snow:
The year is going, let him go;
Ring out the false, ring in the true.

( In Memoriam, [Ring out, wild bells] by Lord Alfred Tennyson)

いやー…、随分前のK先生の年賀状に書かれていた詩、あのときは何の詩だったかわからなかったけど、テニスンの詩をサラッと年賀状に印刷されているとは、先生、さすがです!

2010年が始まりました。
イキナリ論文書き始めて、どうもイマイチ気分がブツ切れになっていまして…。
なんとか序論+本論数行は書いてみましたが、…(ニッコリ)←(?/汗)
現実逃避に、書ききれてなかった年賀状のお返事を書いていたら、ブログ更新したくなっちゃって(笑)

某テレビ局の午後の番組で、2010年の目標みたいなのやってたなぁ。
う~ん、Shallotの今年の目標は……スケジュール管理&体調管理をちゃんとすること… かな。
結局、年末も無謀なシフト組んで、自滅したからなー…。
もうそんなに若くもないんだから、ギリギリの限界に挑戦するのはやめようかな。
オトナの余裕をもって、無理しないようにしたいです(希望)。

さーて…
そんなオトナの余裕も言ってる傍からなくなってきたので、
論文作成に戻るとします…(滝汗)

それでは、今年も宜しくお願いしま~す☆*^-^*


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