愛の歌(叶わぬほうメインで)

2011年11月30日 19:21

最近あまりにもあわただしいので、簡潔に更新!

懐かしいメロディー(個人的高校生のころの十八番メイン!)を一気に。

西脇唯「愛していると言えない」


愛すること「辛島美登里」


ばっちゃんの家で見たドラマのテーマソング。一耳惚れ(?)してしまって、帰ってすぐレンタルショップに走った憶えアリ。

米米クラブ「愛してる」


米米クラブ「君がいるだけで」


親戚のおねえちゃんの結婚式で、弟と発表した憶えアリ。私→エレクトーン演奏(ピアニスト(?)の私には練習が難しかった)、弟(歌)でした~

相川七瀬「バイバイ。」


これが私の七瀬好きの原点…
あー…七瀬みたいになりたかったんだよねー。時代は「安室奈美恵」一色だったんでね…(笑)
高校三年生のとき、『源氏物語』(若菜/下)、女三宮の描写のくだりで、「たいそういまめかしくていらっしゃる」という現代語訳
に、「アムロ風か…」と思って、ノートにラクガキしたもんね…。

・Beverly Hills 90210 


個人的にはSeason6が一番好き~!
デイヴィッド(David)とヴァレリー(Valerie)のペアがイイ! ヴァレリーがディヴィッドに「自分が厭になったら、ここへきて、自分を試すの」って、断崖絶壁のうえへ連れて行ったところは、今でも忘れられません。「自分はまだ生きている」っていうことを意識を強く持っているように描かれている彼女の強さに、今もなお憧れます。(当時学生だったけど、髪型も真似てた…/笑) 

秋の読書(予備メモ)

2011年11月27日 16:26

やることが多すぎて、きちんと書けないのが口惜しいですが、秋の間に部分読みした書物のリストを自分のためのメモとして書いておきます~

・ジャン=クロード・シュミット『中世の幽霊』
中世の幽霊――西欧社会における生者と死者中世の幽霊――西欧社会における生者と死者
(2010/02/20)
ジャン=クロード・シュミット

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・ロバート・ヒューズ『絵画に見る天国と地獄』
西欧絵画に見る天国と地獄西欧絵画に見る天国と地獄
(1997/12)
ロバート ヒューズ

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・フェルディナント ザイプト『図説 中世の光と影〈下〉』
図説 中世の光と影〈下〉一つの完結した世界の歴史図説 中世の光と影〈下〉一つの完結した世界の歴史
(1996/12)
フェルディナント ザイプト

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・シェイクスピア『オセロー』松岡和子訳
オセロー―シェイクスピア全集〈13〉 (ちくま文庫)オセロー―シェイクスピア全集〈13〉 (ちくま文庫)
(2006/04)
ウィリアム シェイクスピア

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シェイクスピアと現代演劇 (1979年) (演劇らいぶらり〈2〉)

・内村世紀『シェイクスピアと現代劇』関東学園大学
・井上ひさし『演劇ってなんだろう』

演劇ってなんだろう演劇ってなんだろう
(1997/05)
井上 ひさし

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定本講談名作全集 (1971年) 第四巻収録「天保水滸伝」

おお 我が歌を歌え

2011年11月06日 19:18

【おお 我が歌を歌え】
   トマス・チャタトン 作(『武人イーラ』第4話より抜粋)
   Shallot B.訳

おお 私の歌を歌っておくれ
おお 私とからい涙を流しておくれ
もうお祭りの日には踊らないで
川の流れてゆくように
   愛しいひとが死んだのよ
   悲しい柳の樹の下の
   その死の床へと就いたのよ

髪 冬の夜の漆黒のよう
肌 夏の雪の純白のよう
顔 朝の光の唐紅のよう
お墓に冷たく臥している
   愛しいひとが死んだのよ
   悲しい柳の樹の下の
   その死の床へと就いたのよ

鳥の囀る そのように 優美に語り
早く踊る そのように 素早く考え
巧みな太鼓 そのように 強く闘い
おお 柳のそばに臥している!
   愛しいひとが死んだのよ
   悲しい柳の樹の下の
   その死の床へと就いたのよ
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しあわせの王子(3)

2011年11月03日 20:04

【しあわせの王子】 (部分)
   オスカー・ワイルド 作
   Shallot B.訳

 「黄金の寝室だ」と、つばめは辺りを見回しながらそっと独り言を言い、眠りにつく準備をしました。しかし、ちょうど眠ろうと頭を翼の下へうずめているとき、大きな雫が落ちてきました。「ふしぎなこともあるもんだ! 空には雲のひとかけらもなくて、お星様が綺麗に輝いているというのに、雨が降ってくるなんて。北欧の気候は本当にひどいな。葦は雨が好きだったけど、あれはただの彼女のわがままってものだった。」
 そして、またひとつ、雫が落ちてきました。
 「露払いもできないなんて、役に立たない彫像だな。いい煙突管を探さなくちゃいけないな。」とつばめは言い、飛び去ることにしました。
 しかし、彼が羽を広げるまえに、みっつめの雫が落ちてきましたので、見上げてみますと、――ああ! つばめは何を見たのでしょうか。
 しあわせの王子の目には涙が溢れ、黄金の頬をつたって落ちていました。王子の顔は、月明かりを浴びてあまりに美しかったので、小さなつばめは胸がいっぱいになりました。
 「あなたは何者ですか?」とつばめが言いました。
 「僕はしあわせの王子といいます。」
 「では、なぜ泣いているのですか? おかげで、かなりびしょびしょですよ。」
 彫像は答えました。「僕が生きて人間の心臓を持っていたころ、僕は涙なんて知りもしなかった。だって僕は<悲しみのない宮殿>に住んでいて、悲しみはそこへ入ってこれなかったのだからね。昼のうちは庭で仲間と遊び、晩には大広間で踊りの明け暮れた。庭の周りは高い塀で囲ってあって、そのむこうになにがあるかなんて気にもしなかった。僕の周りの何もかもがとても美しかったのさ。仲間は僕をしあわせの王子と呼び、実際僕もしあわせだった。快楽がしあわせだというのなら、ね。そんなふうに僕は生き、そして死んだ。そして今や僕は死んで、人々が僕をこんな高いところへと持ち上げたので、自分の街の醜さと不幸のすべてが見えてしまう。僕の心臓は鉛でできているというのに、泣かずにはいられないんだ。」



『しあわせの王子』(1)
『しあわせの王子』(2)
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しあわせの王子(2)

2011年11月03日 19:15

【しあわせの王子】 (部分)
   オスカー・ワイルド 作
   Shallot B.訳

 ある夜、その街の上空に、小さなつばめが飛んでいました。つばめの仲間は6週間も前にエジプトへ飛んで行ってしまいましたが、彼は残っていたのです。というのも、もっとも美しい葦に恋してしまったからでした。春先につばめは葦に出会いました。大きな黄色い蛾を追って、川を下ってきたときでした。そしてそのすらりとした腰にとても魅かれてしまい、彼女に話しかけるために飛ぶのをやめました。
 「あなたに恋してもいい?」と、単刀直入を好むつばめは言いました。すると、葦は低くお辞儀をしました。そこで、つばめは葦の周りをぐるぐる廻り、翼を水に打ちつけては銀色の細波を立てました。これが彼の求愛であり、それは夏の間中続きました。
 「馬鹿げた献身ぶりだな」と他のつばめがさえずりました。「その娘にはお金がないし、親戚が多すぎる。」実際、川縁(かわべり)は葦の一族でいっぱいでした。そうして、秋が来ると、つばめたちはみんな飛んで行ってしまいました。
 みんなが飛び去ったあと、つばめは心細くなって、彼の恋人にも飽きてきました。「あの娘(こ)は何も喋らないし、浮気っぽいと思う。だって、いつも風といちゃついているんだもの。」とつばめは言いました。確かに、風が吹くといつでも、葦は膝を曲げて、もっとも品のあるお辞儀をしました。「彼女は家庭的だよ、でも僕は旅行が好きなんだ、だから僕の奥さんにも旅行が好きでいて欲しいんだよね」とつばめは続けました。
 「僕と一緒に来てくれないか」と、つばめはついに葦に言いました。しかし、葦は頭を横に振りました。それほどまでに家に愛着を持っていたのです。
 「きみは僕をもてあそんだんだね」とつばめは叫びました。「ピラミッドへ行くよ! さよなら!」そして彼は飛び去りました。
 つばめは一日中飛び続け、夜になってこの街にたどり着きました。「どこへ泊まろうかな。この街に用意ができているといいけど。」
 そのときつばめは円柱のうえに彫像をみつけました。
 「あそこにしよう。いいところにあるし、いい空気もある。」つばめはしあわせの王子の足の間に降り立ちました。



『しあわせの王子』(1)
『しあわせの王子』(3)


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