あふれる愛をくらえ!^U^

2012年09月30日 01:56



久しぶりに、カラオケの練習した☆
(たぶん)歌えるようになった! 
何年ぶりに新しい曲まぢで練習したかなー!^^;
superflyの「愛をくらえ」。カッコよす!^^
次は「force」をぜひ練習したいですねぇ。
(大黒摩季の2010年代版! 歌詞の女性の強さは増してると思う…。)

閑話休題。

午後、何気なく押入れの引き出しを整理していたら、
7年前にT先生から頂いたお手紙が出てきました。
あの冬の初めのころ、小娘なりにチャレンジしてみたことが
ことごとく全部玉砕した直後で、
(今だから「若かったよね」なんて笑っちゃうけど、)
本当にお先真っ暗だと思った時期で…
少しでも気を緩めると涙が出てくるような頃でした^^;
(…若かったよね^^)

やろうとしていたことが、もうなんだか全然わかんなくなっちゃって、
すがるような気持ちで先生にメールしたのでした。

で、先生は、目指してることが何たるかが全然わかってなかった
愚かな小娘の泣き言に、丁寧に的確にご指摘くださって、
そして激励していただいたお手紙でした。

あの時も、ものすごく励まされたところは、
「物書きに必要なのは、それなりの
①努力による知恵の集積 ②下積み ③愛情 ④熱情」
って書かれているところ…。
③と④はあるんだから、まだ若いんだから①と②をしっかりやりなさい、
ということで…。
自分のいるこの業種は外界と時間の流れが全然違うこともわかりました。

あのころは、ほかの人と比べても頑張ってるって高慢さも相まってたからね…。
自分は自分のペースを守るしかないし、
比べたら負けてるのは当然だから、「オレ流」で行くべさ、って思えるようになったのも
3年くらい前からだったしね…。

あのとき当然だけど撃沈した、その投稿先の締切に、
来月末に再チャレンジしてみようと思っているんです^U^/
実は7月の学会の時から考えていたんだけど、
やっぱり準備って思うように進まなくてドタバタ。
なんとか資料をそろえているなう。

きっとまただめかもしれんけども、
少なくとも、あの時よりは、ちっとはマシになってるはず。
「じつりょく」の「じ」のテンテンくらいはついてると思って…(^^;)

あふれる愛をくらえ!
ひるんじゃいないさ
捨てたもんじゃない 信じてるんだ


ぇ^^
歌ってる暇があったら勉強しなさい! って?^^;

そうですね^^; 勉強、べんきょう!

春から夏までの読書(その他編)

2012年09月06日 16:36

春から夏までの読書レポ第3弾



・知里幸恵『アイヌ神謡集』
アイヌ神謡集 (岩波文庫)アイヌ神謡集 (岩波文庫)
(1978/08/16)
知里 幸恵

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本当に、アイヌの世界の荘厳さと知里幸恵の日本語訳の美しさに驚きました。
宝石のような一冊。&これでアイヌに大いに興味を持ってしまったので、別の本も読んでます(なう)。
アイヌの人々の奏でる音楽もまたおススメです。
近隣の図書館に、きっと音源があるはず。youtubeにも落ちてますので、興味のある方は是非。

・池上英洋『西洋美術史入門』
西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)
(2012/02/06)
池上 英洋

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仕事でも使いました(笑)。
若い子たちは、この書物を読んで、その後国立新美術館@六本木の「大エルミタージュ美術館展」に足を運び、大いに勉強してきた様子。いや~、よかった、よかった^U^

・ヤマザキエリ『テルマエロマエ』1-4巻
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
(2009/11/26)
ヤマザキマリ

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母が読め、と…。適度に面白かったです。
(『聖☆おにいさん』ほどはハマらなかった…。)



今、萱野茂『アイヌの昔話』を読んでいます。独特のリズムのある語り口が、本当にクセになりますね。
あと、手塚治虫『火の鳥』も実は子供のころ以来の再読中。長期計画です~。

…次はいつレポートすることやら…。orz なるべく1シーズンに1回は…(希望)

春から夏までの読書(仏・英文学編)

2012年09月06日 16:30

春から夏の読書の記録第2弾☆
個人的には『彼方』がすっご~くおススメ。
ユイスマンスのすごさに、いまさら圧倒されます。
そしてジョージ・エリオット…。末永く読んでいきたいです。



・アウエルバッハ『ミメーシス』
ミメーシス―ヨーロッパ文学における現実描写〈下〉 (ちくま学芸文庫)ミメーシス―ヨーロッパ文学における現実描写〈下〉 (ちくま学芸文庫)
(1994/02)
エーリッヒ アウエルバッハ

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やっと読み終わった~!>< K先生! 読破しましたよ!(叫)
すごい分析だった…。文学における分析とは何かを学びました。

・ゴーチエ『死霊の恋・ポンペイ夜話 他三篇』
死霊の恋・ポンペイ夜話 他三篇 (岩波文庫)死霊の恋・ポンペイ夜話 他三篇 (岩波文庫)
(2002/07/09)
ゴーチエ

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やっぱり、「ポンペイ夜話」がいちばん印象に残っているけれど、
「死霊の恋」も夢見るようで、寝る前に読んで幸せ(?)な心地でした^^;

・ワイルド『サロメ』平野啓一郎訳
サロメ (光文社古典新訳文庫)サロメ (光文社古典新訳文庫)
(2012/04/12)
オスカー ワイルド

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一時期新聞などでも話題騒然となった新訳。
うん。現代日本語万歳!&自分も訳したくなりました。
サロメちゃんが今の子でした(いや、まぢで…)。

・ユイスマンス『彼方』
彼方 (創元推理文庫)彼方 (創元推理文庫)
(1975/03/28)
ジョリ=カルル・ユイスマンス

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ジル・ド・レを描く小説家の作品の文章と、小説家をとりまく19世紀の描写とが美しく交錯する。
19世紀の科学技術によって、中世から続くパリの鐘の音も、いずれは拡声器の機械音になってしまう、
なんとも味気ないものだ、という最後のほうの会話が印象的でした。
確かに… 学校のチャイムも、実物の鐘の音のほうが、どれだけ味わい深いだろう、って思ったり。

・ジョルジュ・サンド『フランス田園伝説集』
フランス田園伝説集 (岩波文庫)フランス田園伝説集 (岩波文庫)
(1988/07/18)
ジョルジュ サンド

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夜の情景の美しさが光りました!

・小辻梅子『ケルト妖精民話集』
ケルト妖精民話集 (現代教養文庫)ケルト妖精民話集 (現代教養文庫)
(1992/07)
小辻 梅子

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フィオナ・マクラウドの物語よりも、悲しさはあんまり残らなかったかな…。

・モリエール『ドン・ジュアン』
ドン・ジュアン (岩波文庫)ドン・ジュアン (岩波文庫)
(1975/01)
モリエール

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モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」よりも、ジュアンの地獄落ちの理由がより鮮明に、そして滑稽に描かれていたのと、スガナレルのセリフの端々に、この主人公の救いようのなさ、読後感の後味の悪さが良かったです。^^;

・ジョージ・エリオット『フロス河の水車場』
こちらの記事をご参照のこと。
まぢでおススメ! DVDもいろいろ出ているようなので、もちょっとrichになったら考えます(笑)
ともかく、(きっと世間の女性陣はスティーブン一択orトムだろうけれど、)
Shallotは変なので、フィリップ・ウェイケム激愛ということで…

春から夏までの読書(中世編)

2012年09月06日 16:25

えー…^^; なんと申し上げてよいやら。
タイトルに「春から夏」なんて書いたけど、
厳密には昨年12月から8月までという、なんとも長大な期間の読書記録…。
ますますコメントが減って、箇条書き状態が加速しそう。
とりあえず、ヨーロッパ中世に関する本を並べてみます。



・堀田善衞『路上の人』
路上の人路上の人
(2004/02/17)
堀田 善衞

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中世好きにはたまらない物語。

・阿部謹也『中世賎民の宇宙』
中世賎民の宇宙―ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫)中世賎民の宇宙―ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫)
(2007/02)
阿部 謹也

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中世ヨーロッパの人々の時間と空間のとらえ方が勉強になりました~。
時間が循環的にとらえられていた、とか、
狼と森のとらえ方とか、キリスト教の根付いていった経緯etc, etc...

・フマガッリ=ベオニオ=ブロッキエーリ『エロイーズとアベラール―ものではなく言葉を』
エロイーズとアベラール―ものではなく言葉を (叢書・ウニベルシタス)エロイーズとアベラール―ものではなく言葉を (叢書・ウニベルシタス)
(2004/06)
マリアテレーザ フマガッリ=ベオニオ=ブロッキエーリ

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2人の極めてヨーロッパ的な、それでいてエロイーズの女性としての先進性とtoughnessに惹かれました。
…アベラールは自業自得っていうか…
なぜかミシュレの『魔女』の下巻に出てくる聖職者とイメージがかぶるんだけども…。

・馬杉宗夫『黒い聖母と悪魔の謎』
黒い聖母と悪魔の謎 (講談社学術文庫)黒い聖母と悪魔の謎 (講談社学術文庫)
(2007/11/08)
馬杉 宗夫

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フランスの古い土地に残る黒い聖母の像。
古代の土着宗教がキリスト教と融合していく過程で作られていったもの、ということです。
フランス革命のときに、中世の間大切にされてきた信仰の土台となる多くの像や教会が破壊されたそう。
日本の明治維新のときを彷彿とさせる出来事が書かれていました。
いつの世も、革命は前時代の否定から始まるんだね。

・秋山聰『"聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形』
聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形 (講談社選書メチエ)聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形 (講談社選書メチエ)
(2009/06/11)
秋山 聰

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これ、本当に面白かった!
現代英語のvirusのもともとのvirtusは「力」だったこととか、その力の恩恵にあずかるのに現代からみるとすごく滑稽なモノがいろいろと発明されたり…。堀田善衞の『路上の人』の時代、クラーナハやデューラーの時代、なんだかいろいろと想像力がたくましくなりました。

『フロス河の水車場』読了

2012年09月05日 21:25

久しぶりに、どっぷりハマってしまったShallotです…。

ジョージ・エリオットの『フロス河の水車場』を6月下旬から読み始めて、
8月下旬まで2ヶ月もかけて苦手な長編を読みました…。
(日本語なのに!>< 時間かかりすぎ!)
最初の子供時代のあたりは、正直ちょっとたるかったですが、
真ん中あたり、茜ヶ谷のフィリップとマギーの逢引あたりから(!)もう毎晩読むのが楽しみで…

もー、まぢスティーブンとかイケメンキャラでしょ!>▽</
(マギちゃんとの舟の逃避行とかその直前のパーティのとことか、本当にドキドキしたー!)
ルーシーかわゆすぎるし!
トムは兄貴ィ!って感じだし!

そんでもって!>▽<
フィリップ素敵過ぎる!(爆)
やばいカッコイイ!
最後のマギー宛ての手紙のとことか、もう…>_< 切なすぎる~!!

素敵なPhillip Wakem
(↑これはwebで見つけてしまった某映画の画像みたいです!)

フィリップは、マギーと合わせて完全体なんですね。
だから、マギちゃんに振り向いてもらえなければ、不具のまま。
つまり、トムとマギちゃんは離れられない。=フィリップは永遠に不具。
そして、永遠にひとりぼっち。
ランボー風に言えば、永遠に孤独な地獄をさまようことになる。


あかん…
もうイメージができあがったしまって…><
妄想の世界~♪

そのうち、手紙とか茜ヶ谷のとこだけでも訳せたら、…更新しま~す☆

The Mill on the Floss (Penguin Classics)The Mill on the Floss (Penguin Classics)
(2003/04/29)
George Eliot

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世界文学大系〈第85〉ジョージ・エリオット (1965年)

鉛色の輪のかずかずは

2012年09月04日 02:33

その考えはまったく馬鹿ばかしいけれど、空は彼女の抱えている何かを内包している。空が、このウェストミンスターの上に広がる空が。ダロウェイ夫人クラリッサはカーテンを開き、見たのだった。ああ、それにしても何という驚くべきありさま! 部屋の向こうに、年老いた女性がこちらをまっすぐに見ているなんて! 彼女は寝るつもりなのだ。そして空だわ、荘厳な空になるでしょう、美の内側ではその頬に顔をそむけてしまって、すすけた空になることでしょう、と彼女は思った。それにしても、そこには空が、――灰のように、青ざめて、大きな雲が細くたなびいて疾駆していった。目新しいことだ。風が立つ。部屋の向こうで、彼女は寝るつもりだ。あの年老いた女が動き回り、部屋を横切って窓のそばへやってくるのには目が離せない。彼女は私を見ることができて? ひとが客間で叫んだり笑ったりしているときに、あの年老いた女が、きわめて物音も立てずに、ひとりぼっちで寝床へと向かうのは目が離せない。彼女はブラインドを閉めてしまった。大時計の音が鳴り響く。若い男が自殺した。だけどその女は彼を哀れとは思わない。大時計が鳴り響く、ひとつ、ふたつ、みっつ、その女は彼を哀れとは思わない、なにもかもが進んでゆく。ほら! 年老いた女が灯りを消した! 今では家全体が暗くなった、何もかもが進んでゆくのね、とその女は繰り返した、ことばが出てきた。「もはや太陽の熱に怯えるな。」その女はみんなのところへ戻らねばならない。だけど、なんておかしな夜なんでしょう! その女はどことなく――自殺した若いその男と同じような気持ちになった。みんなが生き続けているのに、彼がそれをやってのけて、投げ出してしまったので、その女は嬉しかった。大時計が鳴り響いていた。鉛色の輪のかずかずが、大気中へと熔けていった。もどらなくちゃいけない。集まらなくっちゃ。サリーとピーターを見つけなきゃいけない。やがて、その女は小さな部屋から出て行ったのだった。

(ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』より(抜粋)、Shallot B.訳)
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