2015年春分までの読書(ヨーロッパ文学編)

2015年03月27日 20:56

ヨーロッパ文学は、この三冊(←少なっ)。
本業とは思えない冊数の少なさです(汗)。
ф(-。-;)<だってぇ……中世とかアイヌのほうが…もにゃもにゃ……)
私の文学力は光文社古典新訳文庫さんにかかっているのです(ぇ)。


ポールとヴィルジニー (光文社古典新訳文庫)ポールとヴィルジニー (光文社古典新訳文庫)
(2014/07/10)
ジャック=アンリ・ベルナルダン・ド サン=ピエール

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ヴィルジニーがかわいそうすぎる…>_<;
でも、本当に気の毒なのは、ヴィルジニーのお母さんかなぁ。
なんだか、ロマン派の小説だなぁ~…という、なんとも月並みな感想でした。


女ごころ (ちくま文庫)女ごころ (ちくま文庫)
(2014/08/06)
W・サマセット モーム

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なんか、意外と爽快な小説でした。読後感がすごくいいですね!
探偵小説っぽいところなんかもあって。Very Goodでした。


赤い橋の殺人 (光文社古典新訳文庫)赤い橋の殺人 (光文社古典新訳文庫)
(2014/05/13)
シャルル バルバラ

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狂気とサスペンスな物語。
クールでシックなストーリー展開。
狂った真夜中の出来事や、最貧困層の現実と苦しみ。
いや~…、文句なしの面白さです!

2015年春分までの読書(いろいろ編)

2015年03月26日 19:39

「いろいろ編」と書いたわりに、感動の大きかった書物が多いですねぇ…
とくに、中見真理の『柳宗悦』とアブーヌワースの詩は、印象深いです。


ほろ酔い文学事典 作家が描いた酒の情景 (朝日新書)ほろ酔い文学事典 作家が描いた酒の情景 (朝日新書)
(2014/03/13)
重金敦之

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夫があんまりにものんべえで、一緒に吉田類や太田和彦の番組を見ているうちに、
飲酒文学なんてジャンルがあるんじゃないかと思い始め、それがことのほか面白そうで…。
これは、日本文学を中心にした酔っ払い(?)の場面をまとめてありました。
お酒にも詳しくなれましたよ!(ぇ)


アラブ飲酒詩選 (岩波文庫)アラブ飲酒詩選 (岩波文庫)
(1988/01/18)
アブー ヌワース

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これぞ、まさに、酔っ払いの文学。
「あぁ~…酔ってんなぁ…^-^;」と思いながら、楽しく読みました☆
アブーヌワース、イイ男ですよ。そして、イスラム教の寛容さを感じました。
中世イスラムの町には、ユダヤ教徒やキリスト教徒など、多くの異教徒たちが平穏に暮らしていて、
城壁のそとでは、異教徒たちが居酒屋を経営していたんですね。
『アラビアンナイト』でも思いましたが、イスラムには寛容性があるんですね。
だから、あれだけの帝国を築けたのだと思いました。


柳宗悦――「複合の美」の思想 (岩波新書)柳宗悦――「複合の美」の思想 (岩波新書)
(2013/07/20)
中見 真理

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新書で泣きそうになったのは、たぶん初めてです。
高校時代の恩師に勧められて読みました。
柳のことは、名前くらいしか知らなかったので、とても勉強になりました。
何より、アイヌにも関連していたし、琉球の文化にも興味を持ちました。
実は、これを読むまで、十五年以上、
自分の生まれた場所(日本)を(歴史的に)肯定的に見れなくて、
悶々としてきたのですが、なんか、そういうものがパッと晴れた気持ちになりました。
ひょんなことから、著者の中見先生にもお目にかかれて、サインまで頂きました!(自慢)


だから日本はズレている (新潮新書 566)だから日本はズレている (新潮新書 566)
(2014/04/17)
古市 憲寿

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「心のノート」のくだりは、もう爆笑しながら読みました☆
電車の中で読むと、危険。『銀魂』なみに、笑えます……。


叱られる力 聞く力2叱られる力 聞く力2
(2014/06/20)
阿川佐和子

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この本を手に取った理由は、実に簡単で……^^;
仕事で叱られっぱなしなのがあんまりだったので、
気持ちの整理のために買いました。
で、これを読んで、行動を改めたところ……
あんまり叱られなくなったのです! 良かった、良かった…><
本書よ、ありがとう!

2015年春分までの読書(中世ヨーロッパ編)

2015年03月25日 19:21

もはや、この読書の形跡を残すのさえ、一年ごとの更新に…><
とりあえず、中世ヨーロッパの精神史・美術史に関する書物から。


魔女とメランコリー魔女とメランコリー
(2012/03/02)
黒川 正剛

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中世末期(近世)における魔女の扱いを丹念に追った秀逸な書物です。素晴らしい。
デューラーのメランコリーの版画が、現代人にとってあまり「ユウウツ」な感じがしない理由がわかりました。


黙示録――イメージの源泉 (岩波新書)黙示録――イメージの源泉 (岩波新書)
(2014/02/21)
岡田 温司

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大好きな岡田温司の書物ということで、即購入しました。
前作の『マグダラのマリア』や『キリストの身体』と比べると、
少し詰め込みすぎかなぁ…という気もしましたが、
黙示録の知識は増えましたよ!^U^


中世の夢中世の夢
(1992/06)
ジャック・ルゴフ

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ル・ゴフの訳書が比較的購入しやすい価格で出ていたので。
大好きな池上俊一の研究に大きな影響を与えていることが分かる一冊でした。


お菓子でたどるフランス史 (岩波ジュニア新書)お菓子でたどるフランス史 (岩波ジュニア新書)
(2013/11/21)
池上 俊一

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池上俊一の、とても分かりやすいフランス史! そしていちいち美味しいそうなモノが出てくる…
絵も、めちゃカワイイ☆^U^☆
個人的に、カトリーヌ・ド・メディシスの下りがお気に入りです♪


処女懐胎―描かれた「奇跡」と「聖家族」 (中公新書)処女懐胎―描かれた「奇跡」と「聖家族」 (中公新書)
(2007/01)
岡田 温司

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岡田温司の実力本。マリアさまに神様から送られるビームがカッコ良すぎでヤヴァイ。
無原罪の御宿りは素敵すぎるし、ヨゼフの旦那はいい人すぎる…(笑)
キリストの身体』と同等の、内容のクオリティの高さを感じました。いや、すごいっス、まぢで。


魔女の世界史 女神信仰からアニメまで (朝日新書)魔女の世界史 女神信仰からアニメまで (朝日新書)
(2014/07/11)
海野 弘

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本当に申し訳ないのですが、すごーく大雑把で、大味な気がしました。
何でもかんでも魔女にすればいい、というものではないと思うのですが…。
期待を込めて衝動買いしただけに、ちょっと残念。


キリスト伝説集 (岩波文庫 赤 756-1)キリスト伝説集 (岩波文庫 赤 756-1)
(1984/08)
セルマ・ラーゲルレーヴ

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大変美しいキリスト教の新約聖書物語のリライト版。
詩的なだけでなく、登場人物たちの息づかいまで聞こえてきそうな、
ドラマチックでありながら、生々しい筆致が素晴らしいです。


異端者たちの中世ヨーロッパ (NHKブックス No.1165)異端者たちの中世ヨーロッパ (NHKブックス No.1165)
(2010/09/25)
小田内 隆

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カタリ派とワルド派は、同じ異端でも、全然違うんですね。
清貧を良しとする人々と、ローマ・カトリックとの対立。正統に刃向うって、大変なんだなぁ…。
研究書として、とても読みごたえがありました。


虹の西洋美術史 (ちくまプリマー新書)虹の西洋美術史 (ちくまプリマー新書)
(2012/12)
岡田 温司

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岡田温司の、虹にこだわった一品(?)。
ヨーロッパの精神史を読み解くうえでも、虹って語れるんだなぁ、と。
とりあえず、ミレイの「盲目の少女」が綺麗なのと、
バイロンとキーツが出てきたところでテンションあがりました。
それ以外の箇所も大変細かく解説されていて驚きました。


天使のひきだし―美術館に住む天使たち天使のひきだし―美術館に住む天使たち
(1995/12)
視覚デザイン研究所・編集室

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仕事で使うことにしたので、義務的に読みました。読みやすいですねぇ♪


バレンタインデーの秘密: 愛の宗教文化史 (平凡社新書)バレンタインデーの秘密: 愛の宗教文化史 (平凡社新書)
(2015/01/17)
浜本 隆志

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これまた、八重洲ブックセンターで衝動買い。
前半の中世末期まで、よく調べたなぁと感動。ローマとか、行きたくなりましたよ。
近代以降、ちょっと詰め込みすぎたかなぁという感じはありましたが、
けっこう一気に読めちゃいました。それだけ、興味を惹かれたということだと思います。


天使の姿―絵画・彫刻で知る天使の物語天使の姿―絵画・彫刻で知る天使の物語
(2005/10)
ローラ ウォード、ウィル スティーズ 他

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このシリーズは、カラーの図版が素晴らしいので、気に入ってます。
天使って、ヤハリ美人揃い……男性っぽくても女性っぽくても、ともかく、美人です。


天使―浮揚と飛行の共同幻想 (「叢書」象徴のラビリンス)天使―浮揚と飛行の共同幻想 (「叢書」象徴のラビリンス)
(1996/09)
ユッタ シュトレーター‐ベンダー

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天使は、もしかしたら、見ようという意志があれば見れるかもしれませんよ。
天使に会ったら何て言おうかなぁ。^U^

2014年冬までの読書(アイヌ編)

2015年03月24日 19:21

アイヌの関連書籍は、これ以外に、柳宗悦全集も読みました。
今年はもう少し読み深めたいなぁ……。


クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)
(2014/03/10)
姉崎 等、片山 龍峯 他

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東京の八重洲ブックセンターで、平積みしてあった本書を見つけて、
「あ、アイヌ系の本だ!」とテンションがあがり、表紙がことのほかカワイイので、衝動買いしました(^U^)
いや~…これ、まぢ面白かった!!!>▽<
クマ撃ちの姉崎さんが語る、戦後の北海道。
「クマよりも貧乏のほうがずっと怖い」というセリフがずっしりと心に響きました。
本当に、貧乏は怖い。クマは怖い動物なんかじゃない。人間の方がずっと恐ろしい生き物です。


森と湖のまつり (1958年)森と湖のまつり (1958年)
(1958)
武田 泰淳

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ツイッターでアイヌ関連のツイートをなさる方のアカウントをいくつかフォローしてますが、
その中でつぶやかれていたので、さっそく新潮文庫で読んでみました。
私にとって、アイヌって、フランス史のケルト人みたいなポジションで、
めちゃ憧れの対象なんですが、
この小説では、差別や同化の政治的なものと、文化保存のはざまでつきつけられた現実の選択が
いかにハードなものか、きびしいものかが描かれていました。

多忙につき…(再び!?)

2015年03月01日 18:21

春になりつつある今日この頃。
必要に迫られて、天使に関する本を読んでいます。
悪魔のほうが、やっぱぁ面白いかなぁ。
男性風味にしろ、女性風味にしろ、美人が多いので目の保養にはなるけど(笑)

すみません、ちゃんとした記事の更新、
もうちょっと待ってくださいまし…><


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