2015年暮れまでの読書(アジアのお話)

2016年07月17日 01:55

引き続き。

・オマル・ハイヤーム(岡田恵美子訳)『ルバーイヤート』平凡社ライブラリー
 ペルシャが好きになりました。エナメルを流したような青空が、見てみたくなります。
 訳者による付録のエッセイは読みごたえ十分でした。

・長谷川明『インド神話入門』新潮社
 ハヌマーンとシヴァがイチオシ。カレー屋さんの壁の絵が、とたんに気になりだしました(笑)

・蜂飼耳訳『虫めづる姫君 堤中納言物語』光文社
 どの作品にも大笑い。ちょっとした少女漫画っぽさを含みつつも、面白さを満喫できます。
 やまとのくにって、こういうトコだったんだよなぁ~……。

・河田清史訳『ラーマーヤナ』レグルス文庫
 正統派のラーマがいい男ですねぇ。カッコ良すぎでしょ。子供向けのダイジェスト版ですが、内容はだいたい把握できました。

2015年暮れまでの読書(文学)

2016年07月17日 01:44

引き続き読書のたまりまくったログです。

・J.バニヤン(池谷敏雄訳)『天路歴程 正篇』・『天路歴程 続篇』新教出版社
 正編のほうがドキドキしたかな。ゴールに着いたときは、「ヤッター」って気持ちになりました(笑)

・ビナード『もしも詩があったなら』光文社新書
 現代の米詩の面白さを実感できました。学生さんにおすすめしたい一冊。

・ローデンバック (矢野 峰人訳)『墳墓』沖積舎
 蝶々の舞う姿が美しい。極めてロマン的な死の描写。

・アン・ライス『呪われし者の女王』(上下巻)扶桑社ミステリー
 長かった…!^^; 長編の苦手な私がガンバッテ読んだだけでも褒めてちょんだいの。
 レスタトのカッコ良さが際立ちました。個人的には女王サマに共感するところも多かったなぁ。

・バタイユ『ヒロシマの人々の物語』景文館書店
 戦後70周年の8月4日に合わせて読みました。あらためて、原爆の恐怖を感じました。ジョン・ハーシーの文章も読みたいです。

・トーベ・ヤンソン『小さなトロールと大きな洪水』講談社文庫
 書店で、現実逃避に購入。トロールの愛らしさ(?)に癒されました☆

・ダンテ(平川祐弘訳)『新生』河出書房新社
 ベアトリーチェがかわゆすぎて悶絶しそうなダンテくんの悲痛なつぶやき。ツイッターで是非つぶやいてほしい…。

・ラフォルグ『聖母なる月のまねび』平凡社ライブラリー
・ラフォルグ『ラフォルグ抄』小沢書店
 いずれも、中原中也の好んだ詩人ということで、記憶していた人でしたが、実際に読んでみたのは初めてでした。
 少し文章が長くもあって、原文ちょっぴり確認して、読みにくいところもわかりました。
 個人的には、「伝説的な道徳劇」の「ペルセウスとアンドロメダ」のお話が好きです。怪物がイイ!!

・ボナベントゥーラ『夜警』現代思潮新社
 夜の通りを徘徊している者たちの狂気を、みごとに写し取った作。
 ヨーロッパ世界で、ほんの150年くらい前まで、夜が何を物語っていたのかを理解するのに充分でした。
 お気に入りの1冊になりました。

2015年暮れまでの読書(民話、古代と中世の歴史)

2016年07月17日 01:20

引き続き読書のたまりまくったログです。

・菊池章太『妖怪たちのラビリンス 西洋異界案内』角川学芸出版
 妖怪学の入門書。学生さんたちにおすすめ。

・佐藤賢一『ヴァロワ朝 フランス王朝史2』講談社現代新書
 『カペー朝』の続編。ざっと王様たちを見てみるのに良い。イケメンのアンリさんに笑い。

・瀬川拓郎『アイヌ学入門』講談社現代新書
 沈黙交易など、アイヌについて新しい発見ができました。瀬川さん、我がお気に入りの研究者入り(笑)

・シュトレーター=ベンダー『聖人―神的世界への同伴者』青土社
 クリストフォロスの表情に関する考察が面白かったですね。聖女たちのくだりもしかり。

・小池寿子『謎解き ヒエロニムス・ボス』新潮社
 大好きな祭壇画の解説も、快楽の園の分析も。素晴らしい一冊。

・ロベール・ド・ボロン『西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン』講談社
 マーリン、すごすぎっ!^u^ いい人すぎるでしょ、って思うところも多かったです。アーサー王のパパが凄腕!!

・アナトール・ル・ブラーズ 『ブルターニュ幻想民話集』国書刊行会
 死神の話や亡霊の話は、やはり独特の雰囲気があって楽しめました。ブルターニュに行きたくなりました!

・J・マリニー(池上俊一監修)『吸血鬼伝説』創元社
 吸血鬼伝説のおさらい。もとをただせば、やはり近代に入ってから拡大した幻想なんですね。

2015年暮れまでの読書(パヴェーゼ)

2016年07月17日 00:57

だいぶたまってしまったので、この機会を逃さずにまとめます。^^;
あんまりにため込んだので、メモ書き程度に。

今回は岩波書店(岩波文庫)のパヴェーゼシリーズ。(読書期間:2015.3~10.)
・『流刑』 海の描写がやるせないです。
・『月と篝火』 サンティーナの最期が壮絶。ユルスナールの『とどめの一撃』を思い出しました。戦争=恐怖。
・『祭りの夜』 短編集でした。パヴェーゼの世界観をざっと復習した気持ち。
・『故郷』 ジゼットの最期は血まみれの…… 描写の伏線を読み解くのが面白かったですね。


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