シェイクスピアの素敵キャラたち

2005年10月10日 23:50

 シェイクスピアの数ある作品の中で、私が読んだものは、本当に数少ないのだけど、どうしても好きでしょうがないキャラたちがあるのです。これについて、数日書きたくてウズウズしてたので、書きます。

<女性キャラ>
OPHELIALEA

オフィーリア
 『ハムレット』に出てくるめっちゃ有名な女性キャラ。数々の名画の題材にもなっています。恋人のハムレット王子が去ってしまったことで、気が狂ってしまう、って言うといかにもって感じなのですが、彼女の気が違ってしまったのには、確かにハムレットが自分のもとを去ったというのもあるんだろうけれど、もうひとつ、父親がハムレットに殺されたというのもあると思うのです。父親と兄の言うことと、ハムレットを愛する気持ちの鬩ぎ合いの中で、哀しく散った彼女は、本当に美しいと思うのです…。

ゴネリルさん。
 『リア王』に出てくる、悪女の代名詞みたいな長女なんですが、これがエドマンドに懸想しまして、エドマンドくんに対しては、本当に、可愛らしい、悪女とは言えないような、健気さを発揮してるんですね。倫理的にどうとか言うんじゃなくて、本当に一生懸命なんです…見てて気の毒。そういう意味では、妹のリイガンのほうがずっとずっと悪い奴だと思うし、そもそもゴネリルさんって、そんなに悪いことしてないんじゃないかと思ったり(親父の家来がめちゃめちゃ自分家を荒らすので、家来の数を半分にしろって言うのは、そんなに悪いこととも思えないんですが…)。確かにね、オルバニーさんを殺してエドマンドとくっつこうとかいう野心は見上げたもんだと思うんだけど。ね。

エミーリアさん。
 『オセロウ』に出てくる、ヒロインのデズデモウナさんの侍女。イメージ的には、チョット太めの、素敵なおばちゃん。なかなか言うことがサバサバしてて、面白い(笑)。

<男性キャラ>
レアティーズ
 『ハムレット』に出てくる、主人公のライバル。最高に好きな感じの役回り。めちゃカッコイイお兄さん。妹思いなトコもばっちりカッコイイ☆オフィーリアが死んで、お葬式でハムレットと掴み合いになる直前に吐く台詞が、「あぁ、コレ言われてみたい! あなたの妹にしてください!」ってなくらい、ツボ。イメージは、茶色い髪の毛で、短髪さらさらヘア。瞳は茶色。声はハスキー。長身のスレンダー。

キャシオーとオセロウ。
 『オセロウ』に出てくる間男がキャシオー。ってか、オセロウが勝手に誤解して、妻(デズデモウナ)の間男にされちゃうんだけど、本人かなりアッパラパーで、な~んにも知らないで恋人(?)のビアンカちゃんのところに行ったりしてます。キャシオーはホントカッコイイ。私の個人的なイメージは、(イタリアのフィレンツェ人ってのをまったく無視して)金髪の短髪のアングロサクソン人を想定してます(爆)。(これを原書で読んでた当時、担当の教授に、「キャシオウってイタリア人だから、黒髪なんじゃないの?」とつっこまれて、返答に困った。)
 オセロウは、何故か私にかかると、ジャマイカっぽい、細身でスレンダーの、髪の毛がレゲエ風で長髪の、黒人の素敵お兄さんって感じにイメージされました…。

エドガー
 『リア王』に出てくる伯爵の素敵な倅。異母弟エドマンドによって、かなり酷い境遇に落とされたけど、絶対めげなくて、優しいところが大好き。この人の台詞は、くるくると口調が変わるので、読んでいて面白いです。イメージは、金髪めちゃ長髪でサラサラヘアーの素敵お兄さん。嵐の吹き荒れる荒野のシーンでは、乞食の役をやるので、上半身裸。妄想は膨らみます(爆)。(個人的には、エドガーの裏側に立つエドマンドも好きです。コイツの主張は、彼の生い立ちから、気持ちがよく判ります。親父さんからコケにされまくった立場だったら、グレてもしょうがないよね。)

エアリエル
 『テンペスト(嵐)』に出てくる風の精。姫が大好きだったんじゃないかと思います。こんなに素敵な妖精には、私も遭遇してみたい(笑)。どっちかって言うと、ロマン派の詩人シェリーの作品によってお気に入りになってしまったキャラではないかと思います。シェリーの描くエアリエルは本当に美しくて、綺麗で、透明な感じがします。
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