セビリャの理髪師(新国立劇場)

2005年10月22日 01:32

セビリヤ


 新国立劇場で公演中のオペラ、ロッシーニ作曲『セビリヤの理髪師』を先週の日曜日に見てきました。個人的にはボーマルシェの三部作の劇作『セビリヤの理髪師』『フィガロの結婚』『罪ある母』が大好きなので、このオペラもかなり期待していました☆ クラシックにはあまり詳しくないのですが、いろいろと事情もあり、けっこう見に行く機会に恵まれていて、他にもこの手のどたばた劇で好きなのは、『ファルスタッフ』も面白かったです。(実は隠れワグネリアンです。)

 今回は、演出がとっても面白くて、フランコ政権下の設定。しかも舞台装置がカワイイので、少女漫画ちっくな雰囲気もありました。くるくる目まぐるしく、飽きさせない歌手さんたちの振り付け(?)で、眠くなる暇もありませんでした(爆)。ホント、飽きなかった。
 歌手も、一応アルマヴィーヴァ伯爵は色男っていう設定どおり、垂目の長身美形の若い歌手(フェルディナンド・フォン・ポートマーさん)で(おじさんだったら台無しだと思っていました)、フィガロもサラサラ金髪ヘアーが素敵なダニエル・ベルチャーさんでした(こちらも背が高くって、正統派の面白&爽やか美形)。正直、焦げ茶の革ジャンがめっさ似合ってました(爆)。「頭がきんきんするよぉ!」という一幕最終場の合唱シーンでは、頭を抱えるフィガロが、かなりカワいかったです♪ フィガロって、シニカルで調子がよくて、それでいて素敵なので、ぴったりだったと思います。登場のシーンの「フィーガロフィガロフィガロ♪」の歌も、かなりいい感じで歌ってましたし。憧れのロジーナ様は、リナート・シャハムさんで、カワイイ感じでした☆ バルトロ役の柴山昌宣さんは、あまりにも演出にぴったりすぎ。バジリオさんは、個人的に『魔笛』のザラ爺役か、『リング』のヴォータンでも見てみたかったです。スレンダーのクール系でカッコよかった♪
 みんな、歌もとても上手で、声も出ていたし、満足でした☆

 う~ん。今回の公演は、演出のケップリンガーさんに拍手かな??
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    新国立劇場『セヴィリャの理髪師』(10/22)

    【新演出の必要があったのか】 今まで新国立劇場で上演されてきた『セヴィリャの理髪師』は、マエストリーニの原演出に粟國淳が手を入れたもので、極めてオーソドックスな演出でした。今回の新しいプロダクションは、演出家ヨーゼフ・E.ケップリンガーによって、時代背景



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