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岬 (『イリュミナシオン』から)

2005年11月13日 01:12

Shallot画ランボオ


エイペロスやペロポネソスの半島か、或いは日本の巨島かアラビア半島ほどに拡がっているのは、一つの岬、その岬を形作っているこの別荘と対屋に面した沖合いに漂っている僕たちの舟を、金色の暁とそよぎ渡る夕暮が見出している! 寺院、それが照らし出すのは使節団の帰還、現代的な海岸線の防壁という、果てしない景観との再会。熱い花々と酒宴によって描き出された砂丘。カルタゴの大運河や怪しげなヴェニスの築堤、力のないエトナ山の噴火や、花々と、凍てついた水の罅、ドイツのポプラに囲まれた洗濯場。「日本の樹」の梢へと傾いている風変わりな庭園の傾斜、それからスカボローとかブルックリンにありそうな「ロワイヤル」とか「グランド」とかいうホテルの、円形をした正面の構え。そうして、歴史の中から、イタリア、アメリカ、アジアの、最も優美で巨大な建造物の中から選ばれたこのホテルでは、その鉄道が、これらの配置物を並べ、掘り下げて、突き出させている。今となっては、炬火と酒とゆたに吹く爽風に溢れる窓とテラスが、旅人と貴人の精神に開かれている――昼には海岸のすべてのタランテラ舞曲に、――そして巧みさで有名な谷合のリトルネロ旋律にさえ、彼らは正面の構えを素晴らしく飾り立てることを認めているのだ、「岬寝殿」の。 
久しぶりにランボオの詩を更新しました☆
画像はShallotの描いたランボオ。写真を一生懸命まねしたのだけど、ヤハリ画力がないために…(汗/涙) でも、一応本人なりの自己満足があり、Shallotにしては良く描けたので、添付してみました…。
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