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オーガスタへの詩 <first>

2004年11月15日 00:02

辺りがいちめんわびしいほどに暗くなり、
理性の光が憔悴してしまうとき――それは
僕の寂しい路を 更に険しくしてしまう
消え逝く光泪の他には何も 希望が流す涙もなくなるとき。

こころの夜更けの深淵に
こころの永久の抗いに
あまりに壊れやすすぎて 想われることを怖がりながら
弱さが望みを絶え果てて――冷静が離れて行くとき。

ツキが変わって――愛が遠く飛び去って
憎しみの槍が降り注ぐとき、
最後まで這い上がり輝いていた、
貴女はそんな 星だった。

あぁ!貴女の砕けない光、綺麗なままでいて!
だって天使の瞳のように 僕を見詰めて
傍で甘くいつまでも 輝きながら
夜との間に立ってくれていたんだもの。

だけど僕らの頭上には 貴女の光を遮って
闇をもたらす暗雲が 重たく圧し掛かってきたけれど
貴女の優しい炎が 純粋さを増して広がって
闇など全て 払ってしまった。

貴女の御魂は僕の中 未だに住んでいてくれて、
挑みに耐えるべきものを 僕に教えてくれるんだ。――
世の謗なんかより 貴女の優しい一言に
教わることがたくさんあるよ。

碑の上の方 優しい誠で その枝を
揺らしているから美しく 傾いでいるけれど
決して倒れることのない 美しい樹の立つように
貴女は立っていたんだね。

風が裂けて――空が降りつけても、貴女はそこに居てくれた――
そして今も尚 酷い野分の時でさえ 萎れた葉々を零すため
愛してくれているんだね。

そうしてどんな運命が僕に降りかかろうと
貴女と貴女の傍の人たちは 枯れ果てないと知るだろう。
だって陽射しに満ちた蒼天が その優しさに、――誰よりも
まず貴女に 報いてくれると思うから。

そのときにこそ 見せ掛けの愛の結びは解けるだろう、
――貴女との結びは決してほどけはしない。
貴女のこころは憐れむけれど、決して動じはしないだろう
――貴女のこころは柔らかだけど、決して揺らぎはしないだろう。

僕の傍では 何もかもが失われ、立ち去ってしまったけれど
貴女の中にはこれらのものが在ったし、今も交わりあっている。
――二人の絆がたくさんの試練に耐えた胸を和らげているんだから、
この大地は砂漠なんかじゃない。――僕にとってさえ、ね。
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