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魔女に問われて… (act2.sc2.ll105-121)

2005年02月18日 00:19

[マンフレッド]
彼女の顔立ちは俺に似ている――
あの瞳、あの髪、あの表情、何もかも、
あの声のまさに口ぶりまで、俺に似ているって言われてた。
だけど何もかもが穏やかになっていて、美しく和らげられていた。
彼女は俺と同じ孤高な思想と心の惑いを持っていた、
隠された知への探求、そして宇宙を理解するための精神。
それだけじゃない、
それと、俺よりもずっと優美な強さがあった、
慈悲とか微笑みとか涙とか――俺には無いもの。
それから愛情――これだけは俺だって、彼女に対してあったんだ。
謙虚さ――そいつは俺には決してないな。
彼女の短所は俺のもの――彼女の長所は彼女のもの――
俺は彼女を愛していた、そうして彼女を壊してしまった!

[魔女]
あなたの手で?

[マンフレッド]
いや、俺の手じゃなく、心で――コイツが彼女の心を壊したんだ――
彼女の心がコイツを見詰めて、そして立ち枯れてしまった。
俺は血を流した、
だが彼女のをじゃない――そしてやがて彼女の血が流れたんだ――
俺は見ていた――そしてとめられなかった。
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