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第一の運命の女神、マンフレッドを擁護(Act2.sc4.ll51-72)

2005年03月22日 00:21

眼には見えない精霊たちの支配者!
この男は只者じゃないのよ、
ここでの彼の身構え方と装いで判るじゃないの。
彼の苦しみは不滅の自然の類だわ、私たちのと同じように。
彼の知識や力や、そして意志は、
霊妙な要素をふさぎこんでしまうような、
また、土塊と合致してる限りは
土塊がめったに生み出すこともないもの。
彼の熱望は地上に棲むものの域を越えてきた、
しかも連中が彼に教えたことは、私たちの既知の事実だけだった――
つまり、知識は幸せではないし、
学問はある意味無知なんだから、
無知を思い知るだけにすぎないってこと。
でもこれでおしまいじゃないのよ――
彼の精神(こころ)は大地と天とに帰するもので、
どんな力も存在も生き物でも、上級蛆虫からは逃れられないけど、
彼の只ならぬ熱意がその精神を貫いてきたわ。やがて結果として
そんな熱意が彼を、憐れみってあるのねぇ、なんて
憐れみを知らない私が思うくらい、憐れみだらけにしてしまった。
彼は私と同じ、そしてあなたがたとも同じ、たぶんね――
そうであってもなくっても、この王国のどんな精霊だって
彼みたいな魂は――彼の魂より強い力だって――持ってやしないわ。
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