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コロセウムに寄せる瞑想① (stzs.128-129)

2005年03月26日 00:21

(『チャイルドハロルドの巡礼』第四巻から)

幾重にも重なり合う迫持(せりもち)!
ローマが、歴史の系譜の大事な戦利品をかき集めながら、
ある壮麗な建物の中に、すべての勝利を打ち立てようとするように、
ローマのコロセウムは立っている。月の光は煌いている、
光は聖なるものなはずだから。永きに渡って切り開かれた、
無尽蔵の、瞑想の宝庫に光を注いでいるのだもの。
それからイタリアの夜の、紺碧の憂鬱――
深い空が装うものは、

言葉を持ち、天についてあなたに語りかけてくる色彩――
紺碧の憂鬱が、この大きな瞠目の建物の上に漂う
その栄華を映し出す。〈時〉に屈してしまった地上のものに
施される気配は只ならぬもの。そして
〈時〉はその手を振りかざしたけれど、自分の鎌を壊しただけだった。
壊れた胸壁の内側に、力と魔力が宿ってる。
だから、現代の宮殿なんて、その華やかさが見劣りしちゃって、
歳月が価値を高めてくれるまで、待たなくてはいけないだろうね。
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