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コロセウムに寄せる瞑想③ (stzs.132-133)

2005年04月18日 00:24

(『チャイルドハロルドの巡礼』第四巻から)

そしてあなた、依然として人間の不正を量る天秤を
傾いたままにはしておくことは決してしない、偉大なネメシス!
ここは古代の人々が永くあなたに誓ったところ――
あなた、深淵より怒りの精を呼び寄せて
復讐者の周りで報復行為に対する罵声を
酷く浴びせよと命じたひと――公正に、
もっと違った遣り方をしていたならばと――
このローマ帝国の中にあって、僕はあなたを亡骸から呼び覚ます!
僕の鼓動が聞こえるかぃ?――目覚めるんだ!
目覚めるべきだ、そうでなくちゃいけないよ。

僕の祖先たちのために、あるいは僕自身のために
背負っている傷口を、僕は自分で開かなかったかもしれなくはない。
もしも義に叶った刃で負わされた傷だったなら、
その傷口からは手当てもされずに血が噴き出していただろう。
けれど今や僕の血が大地へと沈むことはないのさ。
僕はあなたに自分の血を捧げているんだよ。――
あなたは報復を選ぶだろう、やがて探し出される報復を、
もしも僕が同じ目的のために報復を選ばなかったなら――
だけどもう終わりにしよう――
     僕が黙ってもあなたは目覚めているだろうけど。
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