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コロセウムに寄せる瞑想⑥ (stz.139)

2005年05月08日 00:27

(『チャイルドハロルドの巡礼』第四巻から)

ここに熱気沸き返るあらゆる人種のざわめきが聞こえる。
ある男が仲間に惨殺された瞬間さ。
囁かれた同情と沸き立っている拍手喝采。
どうして殺されたの? 理由なんて、
血まみれの円形広場だよ、都合のいい法律なんて
皇帝の御意志なんて、そんなもんさ。――いいんじゃない?
僕たちがどこで倒れたとしても、蛆虫の胃袋を満たすためさ、
何がちがうんだぃ?――戦場だろうが、闘技場だろうが、同じこと。
どっちも舞台の役者が腐蝕してゆく劇場にすぎないぜ。
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