緋夢

2006年06月10日 00:49

under the rainbow

脳が凝縮し
凍結した眼は硝子玉
ひびわれて
涸渇した皮膚は
ぼろぼろ崩れて  落ちて
風化してゆく記憶に縋り
濁った水溜まり

澄んだ夜空の深淵に
照り返す月を
ぎらぎら睨んでは
毛細血管からあふれ出す血液の悪臭
それだけが
それがかつて生きていた 証

鼓動を打つ静脈
白濁した膵臓
激痛を堪えながら なにゆえに
虹の麓を 彷徨うのか
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