霧の中へ

2006年10月07日 01:03

田村正樹展

 ひょんなことから、京橋にある画廊アートスペース羅針盤の岡崎さんと美術アーティストの田村正樹さんとお話する機会を得まして、本日はそのご報告。

 今日の今日まで田村さんのことは全く存じ上げていなかったのですが、お会いしてすぐに見せていただいた小さな作品にとても惹かれました。もともと、白い絵画が好きな私にとって、田村さんの作品はまさに「ビンゴ!!」でした☆ 霧と幻想の世界…とでも言えるのではないかしら。まずとても柔らかそうな質感が素晴らしかったんです。その正体は和紙でした。

 田村さん曰く。
①和紙の持ち味を大切にしている。和紙の風合いが生かしたいので、全部を自分の形に切り取らない。和紙の持っているものの力を少し借りて、自分の世界を作りたい。
②いろいろな角度で見たり、光の加減によって、少しずつ違ったに見える作品を作りたい。
③和紙や日本画の絵の具独特の垂らしこみや風あいを素にして、季節感を出して作品を仕上げたい。

 ということでした。本日拝見して一目ぼれした作品は、冬のもののようで、冬の景色&白い作品大好きっ子のShallotとしては、もう久しぶりに嵌りました(笑)。いや、ホント素晴らしかった~~~>▽< いつか少しお金に余裕ができたら、ちっちゃな作品を買いたいです…是非!!きっと現金持ってたら即買いしてたかも(汗)
 コンテンポラリーアートで、ここまで「良いな」と思ったのは久しぶりでしたね。和紙の風味が作品を詩的にしているのかもしれません。


 【優しい吐息――田村正樹さんの作品を見て】Shallot B.作 

誰かが小さくため息をついた
ひんやりとした 朝まだき
丘への道は霧に閉ざされ
だれひとり のぼるものはなく

足元に咲いた蓮華草が
うつむきかげんに 眠ってる

あぁ その黒い土の道は
深い露に あらわれて
この道をのぼるものを
今か いまかと待っている

どこかで
凍えた想いのカケラが
バリバリと音を立てて
崩れてる。

優しい霧が
すべてを包み込んでいる
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://sousleau.blog5.fc2.com/tb.php/273-df37019a
    この記事へのトラックバック


    Articles