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三富朽葉の全集

2007年02月07日 03:49

【水のほとりに】三富朽葉 作

水の辺に零れる
響ない真昼の樹魂。

物のおもひの降り注ぐ
はてしなさ。

充ちて消えゆく
もだしの応へ。

水のほとりに生もなく死もなく、
声ない歌、
書かれぬ詩、
いづれか美しからぬ自らがあらう?

たまたま過ぎる人の姿、獣のかげ、
それは皆遠くへ行くのだ。

色、
香、
光り、
永遠に続く中。

===========
*読み方*
樹木:こだま
応へ:こたえ
美しからぬ:うるわしからぬ
香:か
もう5年くらい前のことです。
ランボーの詩を一緒に原書購読してくださっている先生の研究室で、
三富朽葉という詩人について教えて頂きました。
明治時代の詩人です。

明治時代といえば、石川啄木とか、夏目漱石とか、
日本語としてはかなりストレートで飾らない素朴な味わいがある
文芸潮流だと思うんですが、朽葉もその枠は超えてないと思います。

先生の研究室には、昭和53年に出版された全集のうち、
一巻しかないものを、その場で見せていただきました。

ツボだったんですね(笑)

中原中也よりも、もっと動かない。
じっと死を待っている。
その瞬間瞬間を捉えて、言葉に移しているんです。
重く、切なく、素晴らしい作品がたくさん書いてありました。

あれから、神保町の日本文学専門店で、一度全集を見かけたのですが、
生憎学生だったものですから、買うお金もありませんでした。

労働、労働。
今年の最初の自分へのプレゼント*^-^*
天牛書店であの全集を発見し、購入しました!!>▽<

そのうち英語訳とかできたらいいな~なんて、
思いながら、きっと実現せずな感じ(爆)
とりあえず、太宰以来の日本文学です☆
1年くらいはハマッてそうです☆
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