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竹久夢二展

2007年02月24日 18:26

竹久

【宵待草】 竹久夢二 作

待てど暮らせど
来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな

【くれがた】 竹久夢二 作

約束もせず
知らせもなしに
鐘が鳴る。

約束もせず
知らせもなしに
涙が出る。 
 千葉市美術館で開催されている、「竹久夢二展 -描くことが生きること-」へ行ってきました。竹久夢二の詩については、以前ある学生さんから聞いて知り、少し知っていましたが、絵画については「女の人をたくさん描いている」くらいしか知りませんで、初めてじっくり見るいい機会をいただけたと思います。

 竹久夢二イコール「宵待草」という印象が強く、美術館で『宵待草』という作品を見つけたときは、嬉しいという気持ちと、自分の「宵待草」の詩に対して抱いていたイメージと違うので、本当にビックリ。

 私の持っていたイメージ。和服の男性が、縁側に開けた部屋の畳の上で、客(=男性)を待っているが、待っても待っても来ない。やがて夕暮が訪れ、辺りが暗くなってくるが、やはり現れない。そして、月も今宵は出ない。ただ、縁側から庭先に咲いた宵待草の花が、明るく咲いているだけだ。
 夢二の絵。和服の女性が、草原で宵待草を手に握りながら、うつ伏せになって泣いている。待っている恋人(=男性)が現れることはない。辺りは白んでいる。
 
 私の持っていたイメージには、一緒に読んだ「くれがた」のイメージも入っているので、そこはご愛嬌。しかし、確かに大正ロマンという言葉を思い返せば、主人公は女性なのかなー…と。でも、こういうギャップって面白いですね。

 ところで、夢二の描いた絵画作品は、動植物が本当にほのぼのとした柔らかな雰囲気で、良い感じでした。女性画については、う~ん、個人的には後姿のほうが好きです。顔がどことなく媚びているようで、浮世絵の美人画があんまり好きじゃない私には、こちらもどことなく好きになれないので…。ただ、『大徳寺』は、可愛らしい女の子で、こういう凛とした美しい女性の描かれ方は好感が持てます。同様に、何枚かそいういった美しい女性があって、それらについては素直に「綺麗だなァ」と思いました☆

 最近、竹久夢二がブームになっているのでしょうか、グッズをあちらこちらで見かけます。詩大好きっ子としては、絵画と同時に、詩のほうの作品も、たくさんの人の目につくようになればなぁと思います☆
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