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ウェンベック川に寄せて

2005年03月06日 15:57

あなたの人の絶えた流れはゆっくりと、まがりまがって流れているね。
ウェンベック! 苔むして撒き散らされた岩の合間を、
まだ哀しげな唄を歌っている物想い深い耳の奥へ、
上流の暗い森へ。あぁ! 確かに私は
暗がりの中で親しい土地の精霊たちと出逢ったようだ、
快いそよかぜの中で、ふしあわせな墓標に吹く
悲しみの溜息のような、嘆きの声が聞こえるよ。
あぁ! あなたの静かな光景が穏やかになっている
――旅路に疲れた彼の涙は、あなたに感謝するだろう、
彼が別れを告げようとするときに。
進んでいくと、彼は物悲しい巡礼に迷い込んでしまうかもしれないが、
喜びの満ちあふれた処よ、ときにはあなたを思い出すだろう、
黙想の追憶が、もっと美しい陽の光で
彼の旅路を慰めるその光景を思い出してくれたなら。


 ウェンベック河とか、タインマウスとか、このBowlesって人は、めっちゃ地元を歌うのが好きなんですなぁ…。マニアックだ…。
 Shallot個人的には、同じ河を歌った歌なら、バイロンの、かの有名な『貴公子ハロルドの巡礼』(Childe Harold's Pilgrimage)の第三巻のライン川のほうが、ずっと素敵だと思うんだが、それはAugustaをこよなく愛しているゆえかもしれませんな。(笑)
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    街は眠って横たわる朝は、それを深く悲しんで、泣きぬれながら夜を明ける。哀愁を帯びてゆっくりと、どす黒い疫病が降りかかる――幾千の人が身を落とす。幾百の人が滅び逝く――生きている人は大切に想っていた…



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