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懐かしい河への歌

2007年06月08日 18:06

kawanohuukeinadoha

【Sonnet: To the River Otter】by Samuel Taylor Coleridge

Dear native brook! wild streamlet of the West!
How many various-fated years have passed,
What happy and what mournful hours, since last
I skimmed the smooth thin stone along thy breast,
Numbering its light leaps! Yet so deep impressed
Sink the sweet scenes of childhood, that mine eyes
I never shut amid the sunny ray,
But straight with all their tints thy waters rise,
Thy crossing plank, thy marge with willows grey,
And bedded sand that, veined with various dyes,
Gleamed through thy bright transparence! On my way,
Visions of childhood! oft have ye beguiled
Lone manhood's cares, yet waking fondest sighs:
Ah! that once more I were a careless child!

<語注>
* native: 生まれ育った
* streamlet: 小川、細流
* various-fated: さまざまに運命づけられた
* last: 最後に
* skim: (石などを)水面すれすれに投げて飛ばす
* smooth: 滑らかな
* thy breast: Otterの河の懐のこと。
* numbering: ~を数えながら
* leap: 飛ぶ、跳ねる
* impressed: 印象付けられた
* sink: 沈む
* amid: [文]~の真ん中に、~の中で(=among)
* ray: 光、閃き、輝き
* bed: (動詞)~を敷き詰めた
* vein: 脈をつけられた、筋のある
* dyes: 色合い
* gleam: 煌く、輝く、光る
* transparence: 透明な
* beguile: だます、魅了する、迷わせる
* care: 心配
* waking<wake: ~を目覚めさせる、呼び覚ます
* fond: 大好きな、楽しい
【懐かしい河】 コールリッジ作

懐かしい河よ、野の流れ!
跳ねる煌き かぞえつつ、
あなたの懐 すれすれに
滑らな薄石 跳ね飛ばし
幾多の出来事 過ぎ去って、
どんな仕合わせだった日々
どんな辛いときがあったか!

 深く深く沈んでいくの
 子供のころに垣間見た
 あまく ゆらめく 場面の数々
 僕は瞳を閉ざさない
 眩い光の その中で
 色鮮やかに 浮かび立つ
  交差する板歩道 
  灰色の柳端
  透明にかがよい光り
  虹色に揺れる砂の水底

家路について 子供のころの情景よ
楽しい溜息を呼び醒ましながら
孤独な老人の心配ごとを欺くんだね
あぁ! 今一度気楽な子供のころに戻れたら!


久しぶりに、湖水詩人たちを復習。
この詩も、もう4年ぶりくらい?
初めて読んだとき、石を飛ばして跳ねていく情景、
そして跳ねた跡にぽんぽんって沈んでいく回想情景。
それがすごいなぁって思って、感動した覚えあり。
でも、最後の一行は素直すぎて…
まっ、バイロン派な私には…まっすぐすぎる詩ではあるのですが。
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