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オレスト・キプレンスキー作 『若い庭師』 ほか

2007年06月17日 19:24

若い庭師

 来月7月8日まで、上野の東京都美術館で開催中の「サンクトペテルブルグ国立ロシア美術館展」に行ってきました☆ ロマン派大好きっ子の私としては、かなり楽しめる画風の作品が多くて、面白かったです。

 美形男性美術品チェック係(?)の私として、「是非書かなくては!」という作品に出逢ってしまいました☆

 オレスト・キプレンスキー作『若い庭師』(1817)年です。Shallotの守備範囲の中では、最若年に入りそうです…まず、左手で握っているのが、多分庭仕事に必要な、鉄の物体。多分納屋にいる彼は、干草から出ている雑草とともに描かれています。で、雑草が小さい花をつけているので、それがとても可憐です。眼は、一瞬「死体か?!」と思ってしまうほど、光がありません。力なくうなだれているのかなぁと思うけれど、左手にがっちり力が入っているようなので、この人が生きていることを認識します。
 髪の毛の艶も素敵です。多分帽子をかぶっているのですが、闇に溶け込んでしまって曖昧模糊としています。光と影のコントラストが強烈です。そして、この絵画自体はとても影が多い。

 影のある青年ということは、それだけ疲れているのかもしれません。でも、左手の力強さは、生きていこうとする彼の、意思なのかもしれません。
ウリヤナさん

↑カルル・ブリュローフ作『ウリヤナ・スミルノワの肖像』1830年代後半の作品。こんな女の子になりたいな♪(もうおばさんだからね、憧れちゃいます。)純粋そうな彼女の瞳は、とても愛らしくて、犬も飼い主に似ています。目のあたりが良いですし、髪の毛の艶も素敵です☆

Under the shining moon above the sea

↑イヴァン・アイヴァゾフスキー作『月夜』。1849年の作品。心の底まで見透かされるような思いでした…一瞬、月なのか太陽なのかさえ分からない光の塊が、海上を静謐な面持ちで照らし出しています。(実際、最初夕暮の絵かしらと思いました。)Good☆

アイヤ岬の嵐

↑イヴァン・アイヴァゾフスキー作『アイヤ岬の嵐』、1875年。少し時代が前の話ですが、バイロンの『ドン・ジュアン』の…確か2巻に、海で遭難するエピソードがあったような。そして間違いなくこの絵を見たとき、それを思い出しました。凄いです。きっとジュアンもこんな思いだったんじゃないかと。P.B.シェリーも、海で溺死していたはずで、やはりこんな風雨に抗えなかったに違いないなぁと、想像してしまいました。

 やっぱりロマン派は描写力が違います。自然にもまれてこそ、ロマン派の絵画って感じですね☆
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コメント

  1. イーゲル | URL | -

    きれいな絵ですね。あの青年をクリックしたら
    O(オー)!こんなにおっきくなって~(ニヤリ)!
    眼福です。本物はもっと凄いんだろうなあ。
    美術館へ久しく行っていません。
    子供が大きくなれば頻繁に連れて行って、美術好きに洗脳します。

  2. Shallot B. | URL | GosGM5ns

    画像を…

    絵葉書をスキャンするとき、
    「部屋用ポスター作ろう!」と思い、
    解析度をすこし上げたら、
    だいぶでっかくなってしまいました…(・ш・;)
    イーゲルさんに喜んで頂けたらラッキーです☆^-^

    私も、カディンスキーが気に入ったのは
    10才のころに親に連れてってもらったからだっけ…
    仕事で若い子と一緒に美術館に行くと、
    10代の子もけっこう面白そうに見てますね~

    若いうちに興味を持つのが大切ですね☆
    是非連れてってあげてクダサイ☆

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