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田村正樹展@K's Gallery

2007年09月02日 22:28

田村正樹展2007@K’s Gallery

[ 崩 ] Shallot B.作
  ――田村正樹さんの作品を見て

錆びついた意識
焦げた想いはもう とおく
優しい網膜に包まれて

どこへ投げ出されるの?

光が泡となって
立ち昇る


夢を見た
もはや色を失った若葉が
ばりばりと
音をたてて 罅割れるのを

裂け目から
真っ白な光が溢れるのを

そして
夜が明けて
凍てついた冬の朝
アスファルトに張りついた
真夏の痕跡を




3月以来です☆o(*^-^*)o田村正樹さんの個展です~☆☆
今回は東京銀座にあるK's Gallery。小さな画廊なんですね♪
スペースに合わせて、作品も小さなものが多かったです
2007年8月31日(金) ~ 9月5日(水)会期中無休
12:00~19:00 (土・日 11:30~17:30)
なかでも眼を惹いたのは「070530」です。
中心に濃い焦げ茶の渦が巻いていて、それに向かって白い筋が投げかけられており、周りは田村さんの持ち味でもあるふんわりした白い膜がかかっています。私はこの作品に焦げついた意識の底に差し込む光のようなものを垣間見た気がしました。渦はゆっくりと巻き続けており、そこへ向かって落ちてゆく、あるいは湧き上がってくる光の運動。茶色の細かな線の入った膜が微細に面となって、断崖を形成しています。

もう1点、こちらは少し小さめですが、「070608-2」。
白い渦が霧のように一面を覆おうとしているのですが、見え隠れする黒い山のような崖のような、なにか心の芯が切り立っているような画面です。黒のほうが、白に脅えているような感覚さえ覚えます。

「070609」は、白の泡が傷つきながら天へと昇っていくような、そんな感覚を受けました。心の底からわきあがる感情や意識にも似て、点のひとつひとつが想念であるような… 上の部分に湧き出た灰色の痕跡が、どこか精の姿にも見えました。

 田村さんは、「何か動き出そうとするものの力を描こうとしているので、下書きもほとんどなく、描くがままに描いている。結果的に出来上がるのが作品で、予想としていなかったものになることも多いです」とお話くださいました♪ 「070530」は、「出来上がった当初はど~かな~…と思っていたのですが、反響はいちばん多い」そうです。この7月にフランスへご旅行なさったそうで、「そのせいか7月の作品には白色がくっきり出ているのかもしれません。」ということでした。確かに、0706で始まる作品(この6月)までに描かれたものには、黒がかなりいい質感を出しているのですが、0707で始まる(この7月に描かれた)作品は、ケーキにかかった砂糖のヴェールのように、作品を白い画面がいっぱい占めています。その反動か、8月のものは焦げ茶でどこか焦げ付いているような… この夏は熱かったですからね(←Shallotも焦げた)、田村さんの作品を眺めながら自分反省しました…(汗)
 ともかく、今回の展覧会では、「070530」を中心に、個人的には6月の作品が素敵だな~と。本当は「070530」を買いたかったのですが、今回は(税金が高くて金欠で)買えませんでした…(泣)来年はまた一つゲットしたいです~(>▽<)
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