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紅い夢

2007年10月07日 17:15

夏の森の幻想8

【紅い夢】与謝野晶子 作

茜とい云ふ草の葉を搾れば
臙脂はいつでも採れるとばかり
わたしは今日まで思つてゐた。
鉱物からも、虫からも
立派な臙脂は採れるのに。
そんな事はどうでもよい、
わたしは大事の大事を忘れてた、
夢からも、
わたしのよく見る夢からも、
こんなに真赤な臙脂の採れるのを。


【コスモス】 同上

一本のコスモスが笑つてゐる。
その上に、どつしりと
太陽が腰を掛けてゐる。
そして、きやしやなコスモスの花が
なぜか、少しも撓まない、
その太陽の重味に。


 「女性の強さはかくあるべし」というような与謝野晶子の歌を二編見つけました。

「紅い夢」「コスモス」共に、夢にくじけない彼女のダイレクトな態度が分かります。「臙脂(べに)」にしろ、「太陽」にしろ、目標に向かって真っ直ぐ進んでゆく、「原始、女は太陽だった」を体現するようなひとが見る、現実になる夢を描いているように思います。別の詩の中で、

 見る夢ならば大きかれ、
 美くしけれど遠き夢、
 険しけれども近き夢。
 われは前をば選びつれ、
 わかき仲間は後の夢。
     (「小鳥の巣」4連)

と歌っていますが、彼女が実際見た夢は、「美しけれども遠い夢」でありながら、それでいて実際に実現させようという強い意志を持って望む夢であったであろうかと思います。

 儚さではなく、強さ。

 今、私は、晶子さんの強さを自分の強さにしたい。目指せ「カッコイイ女」っ! 太陽に撓むことのない一輪のコスモス、私の夢からはきっと真赤な臙脂が搾れるよ☆(笑)
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