スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

猿猴捉月

2007年11月10日 15:15

猿猴捉月

冬の夜、雨がしとど降りしきるなか、
私は背後に金絲猴がのしかかるのを感じた。

そいつは、ひどくずぶぬれで
酔って、くだをまいていた。
――あんたは偽善者だ、誰もあんたを信じまい。
漆黒の瞳は赤く、怒りに燃えていた。

冬の夜、雨がしとど降りしきるなか、
私は背後に金絲猴がのしかかるのを感じた。

そいつは、戦場から帰還した暗殺者だった。
漆黒の砂漠では、沼地に映った満月でさえ
彼の手には届かなかった。

冬の夜、雨がしとど降りしきるなか、
私は背後に金絲猴がのしかかるのを感じた。

――I had a monkey on my back. 
秋のあしあと2

 先週一週間はひどいものでした。仕事場が一時的にものすごく忙しくなるのは分かっていたことですが、それに加えて「シュガー社員」の仕事仲間が悩ませてくれます。
 多分上司も同僚も「シュガー社員」です。(-_-;)
 「地獄巡り」ではありませんが、そんな気が滅入るような状況で、仲良しの少年たちがありえないくらいの優しさを示してくれたのはせめてもの救いでした(感涙)このブログでも何度か登場している18歳のTくんとMくんです。

 周囲の仕事仲間たちは、「Shallotさんは気にしすぎ」と言います。確かに、気にしすぎかもしれません。変に執着するところがあるし、変に細かい。だから、もう「気にしない」ようにしようと思うのですが……

 Tくんをとりまく環境について、上司から注文がつき、しかもそれは全く別の女の子に原因があるので、私は(それでなくても彼らを宝物のように認識していますから)自分の不甲斐なさと苛立ちと怒りを感じざるを得なかったのです。(女の子は気持ちが不安定な子で、すぐパニックになりますし、いい子なのですが、そのことについてはかなり我儘だと思いました。しかし、どうしようもないのです。)Tくんには何度も謝りました。
 これ以外にも、実はもうひとつ、同僚との遣り取りのなかでstressfulな出来事があって、苛立ちと疲労を感じながら家路に着きました。
 
 それが木曜日の夜。
 これは家路でTくんから受信したメール。

  今回は仕方ないですよ(汗)Shallotさんのせいじゃありません。
  俺のことは、ご心配なく(^ω^)☆ 大丈夫ですよ☆

 TくんとMくんの顔は、翌日にも見れました。Tくんの許容量には感服です。多分、私の上司よりも人間ができてます(汗)。
 人間ができてなかったのは私のほうで、疲れが思考力をも侵食していたようでした。給湯室でお茶を入れながら、Mくんと少しお喋りをしました。Mくんはとても良い子です。この子もまた、許容量があるのですね。私は弱音を吐きました。給湯室で弱音を吐くのはいつものことですが、Mくんに弱音を吐いたのは多分初めてだったと思います。しかし、Mくんを「此処」にまきこんではいけないのです。彼がしんどくなります。分かっていることです。それなのに、Mくんは言いました――Shallotさんに頼まれたら、断れないじゃないですかぁ……
 こんなふうに言われたら、尚更、巻き込むわけにはいきません。

 それが金曜日の夜。
 これは家路でMくんから受信したメール。

  もし本当にどうしようもなかったら考えてみるんで、
  言ってください☆ がんばります♪

 ようやく長くしんどい一週間が終わりました。TくんとMくんは、彼らが14歳のときからの仲良しです。彼らは私の宝物です。でも、あと4ヶ月でお別れです……
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://sousleau.blog5.fc2.com/tb.php/394-77bd672b
    この記事へのトラックバック


    Articles


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。