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冬の日の想念

2007年12月09日 16:32

鎌倉晩秋1(1)

冬の夕暮れ 何思う
遐い 遐ぃい 草原に
たゆたう麒麟の足どりを
そしてその目の柔らかさ
薄紅に沈む陽の
空の蒼さと混じり合い
白く輝く水溜り
水牛の群れは河を越え
地平線へと消えてゆく

冬の夕暮れ 何思う
遐い 遐ぃい 草原に
たゆたう麒麟の足どりを
そしてその目の柔らかさ
優しい木の葉に巻きつける
長い舌の感じるは
遐い 遐ぃい 臨海の
工場が生み出す星の夢
高くみ空へ立ち昇る

やがて夜が訪いて
遐い 遐ぃい 水平線は
地平線とば交差して
ひとつの世界となるでしょう
そのとき麒麟は知るでしょう
遐く 遐くで座礁した
船から溢れた重油の黒が
やがて空をも覆うこと
神さまはもう いないこと
(注)
遐い:とおい
麒麟:きりん
薄紅:うすくれない
水溜り:みずたまり
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