スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恋の味

2008年03月30日 14:38

Lucien Lévy-Dhurmer (1896)
あぁ! あなたの口にくちづけしたわよ、ヨカナーン。あなたの口にくちづけしたの。
あなたの唇は苦いのね。血の味かしら?……いいえ、きっと恋の味よね……
恋は苦いものって言うじゃない。でもだから何よ? 何なの?
あたしは、あなたの口にくちづけしたのよ。

   [月明りの一筋がサロメの上に落ちてきて、照らしだす。]

(ワイルド『サロメ』より)


Salome by moreau

来月仕事で使う資料を作成中。
サロメちゃんは以前から興味があったので、これ幸いにといろいろ見てみました。
ワイルドの原作も素敵ですが、モローの絵画もやっぱりすんごぃ。
シュトラウスのオペラも以前新国立劇場で見たことがあります。
(あのときは、ヨハネの首の模型と、そのとき歌っている人物の顔が別人でかなり笑えた…
ヨハネが日本人なのに、模型は西洋人っていう…/汗)
いろいろサロメの絵画を検索したりしたのですが、
個人的にはトップに掲げたLucien Lévy-Dhurmer (1896)の作品が
いちばんしっくりきました。なんだか他のサロメさん、怖いんだもの(汗)

また、水仙やゼラニウムにもSalomeという品種があるんですね。
サロメと言う名のゼラニウム
 
ゼラニウムは、以前祖母が団地の狭いベランダで一生懸命育てていた花なので、
思い出深い植物のひとつです。

どちらかというと、「福音書のヨハネ」ファンなので、「洗礼者ヨハネ」とはあんまり交流(?)が
ない私ですが、このサロメちゃんのときには、さすがに「なかなかやるのぉ、この男…」と
思わざるを得ない(笑) ダヴィンチの描いた彼も、かなりカッコイイですよね☆
ダヴィンチのヨハネ
 

訳出したワイルドの『サロメ』最後の場面は以下の通り。


Ah! I have kissed thy mouth, Iokanaan, I have kissed thy mouth.
There was a bitter taste on thy lips. Was it the taste of blood? . . .
Nay; but perchance it was the taste of love. . .
They say that love hath a bitter taste. But what matter? what matter?
I have kissed thy mouth, Iokanaan, I have kissed thy mouth.

[A ray of moonlight falls on Salome and illumines her.]
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://sousleau.blog5.fc2.com/tb.php/443-65c19199
    この記事へのトラックバック


    Articles


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。