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l'orgueil

2008年05月31日 15:44

晩春雨歌10

暗い夜空の底深く
暗い砂漠の奥深く
金色の星が小さくひとつ
きらり ひかり

小さな雫がひとすじ ふたすじ
絶えて果てた大地にぽたり
落ちました

冷たい砂漠の砂のうえには
ほらほら白い頭蓋骨
かつては牙を剥いた
その口も もはや

かつては枯れぬ泉を探した
鋭い眼も もはや

失われ

傍には孤独なアザミが一輪
咲かない蕾をつけたまま
立ち枯れて

そこへ

金色の星の落とした雫が
じとっ と滲んでゆくのでした
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