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兄と弟

2008年08月28日 23:37

志賀高原山を望む
「何か、兄さん何?」
「馬鹿、高い高いしてやらう来い。」
私は転んで両足を弟の腹にあてがつてずつと突き揚げてやつた。弟は悦んだ。私が畳の上へ下ろして手を離して弟の顔を斜に見てゐると、チヨコンと丘に忘れられた小犬のやうに淋しさうな顔をしてゐた。

     (中原中也「その頃の生活」より)


『新編中原中也全集』第四巻小説・評論本文篇(角川書店、2003年)より抜粋です~
中也の小説って、初めて読みましたが、多分あんまり上手な小説ではないのかなぁと…(汗)
やっぱり中也が詩で普遍性を持っているのは、詩に醍醐味があるからということでしょうか。

弟たちがたくさんいた中也ですが、そんな弟たちに愛情をたくさん抱いていた彼は、
詩の中にも弟をモチーフにしたものがありますよね。
そんな「弟」へのダイレクトな描写かなぁと思って取り上げてみました。

まだまだ先は長いですが……(汗)
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