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竪琴を片手にするハロルド

2008年10月10日 17:10

六本木の金魚3

【チャイルドハロルドの巡礼】第1編より、13連
        バイロン作  Shallot B.訳

13
太陽が海へと沈みゆくとき、
奴は竪琴を取り出した。誰も聞いていないと思ったときには
自ずと覚えたメロディーを、
折に触れてかき鳴らしたものだった。
そして今や激しく指をたたきつけ、
ほの暗い黄昏に別れの歌を奏でていた。
船は風を孕んだ雪のように真っ白な翼に乗って疾駆した、
みるみるうちに岸辺は退いて視界からは消えていった。
こうして奴は、故郷の自然に最後の「サヨナラ」を告げたのさ。


stringとかstrikeとか、untaught、flingといった言葉が、ハロルドくんの激しさを象徴しているような気がします。ここのハロルドはカッコイイですね~☆
While flew the vessel on her snowy wing,の一行ですが、
頭のない私は、思わず白波の上に疾駆する船を想像したのですが、そうではなくて、
her wingなので、白帆のことなのだそうです。自分の帆に風を孕ませて疾走するのですね。
もちろん、そのときに波はたくさん両脇へと起こるでしょうから、イメージ自体は間違ってないと
思うのですが、解釈としては×。勉強になりました~☆

原点は以下のとおり。

But when the sun was sinking in the sea,
He seized his harp, which he at times could string,
And strike, albeit with untaught melody,
When deemed he no strange ear was listening:
And now his fingers o’er it he did fling,
And tuned his farewell in the dim twilight,
While flew the vessel on her snowy wing,
And fleeting shores receded from his sight,
Thus to the elements he poured his last ‘Good Night.’
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