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revengefulness

2008年11月12日 12:52

08sazanka November
 Ⅰ

漆黒の闇夜に輝く
真っ白な太陽
あたりには 霧がたちこめ
視界を籠めている

傷だらけの指先に触れたのは
あぁ 無惨なる葵の枝
見事な花々は はや散りて
いや、 散ってしまったのではなく

鋭利な刃物で
断ち切られたのだ 枝ごと
葉は 幾重にも重なり
大きな球形をしていたのに

花を失った葵は
もはや 用済みなのか
腕を、首を捥がれた
屍の 無惨さよ


 Ⅱ

琺瑯の涙が滲み出す
秋の午前2時
苛立ちが 心臓の皮を突き破る
頬が 瞼が 爛れてく

くれがた
両親が眼前で殺された
〈野心〉は銃弾を浴びせられ
〈理想〉は陵辱されたのだ

私はそれを見ていたが
声なき叫びをあげるよりほかに
術はなかった
すべて 私が無力だったせいだ

萎びているくせに
なかなかくたばらない奴らに
どうか 復讐をしたいのだ
革命の叛旗を翻して

そして
私も戦場に果てるというなら
どうか そうさせてほしいのだ
土に還る その日まで
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