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ハロルドの憂鬱

2009年02月21日 19:08

シントラの景色その2
【チャイルドハロルドの巡礼】第1編より、27連-28連
    バイロン作  Shallot B.訳

27
寂しそうな面持ちで山を越えて行きながら
ハロルドはそんなふうに考えた。
景色は優しかったけど、空を巡る燕よりも落ち着かなくて、
すぐに逃げ出そうと思ったんだ。
ここに<瞑想>が時折彼を訪れ、
自覚ある<理性>が、狂った浮気に
浪費した青春を蔑みなさいと囁いたから、
しばらくのあいだ倫理的に考えることを学習したけど、
彼が<真実>を見れば見るほど、痛む眼が曇るのだった。

28
鞍へ! 鞍へ! 魂は宥められても
彼は立ち去る、平穏な景色から永遠に。
またしても彼は憂鬱症から躁へと目覚めるけれど、
今は酒や娼婦は求めない。
先へと彼は逃げ去るけれど、
旅路で彼の休まる目的地など、今はまだ定まらない。
苦役が彼の旅への渇きを潤して、または心が穏やかになり
賢い経験を学び取るまで、
移り変わる景色がたくさん彼を取り巻くことだろう。


24-26連と29連は挫折しました(汗)
当時の国際情勢に対するバイロンの見解が書かれているので… 
Shallotの頭ではついていけない様子。
ドン・ジュアンになかなか入り込めないのもこのせいだと思われます…。
頭で詩を読めないんですね~…。(頭が足りてない証拠!)

比較的情景&人物の内面描写だった27-28をピックアップ。
こういうバイロンが好きです(笑)。

以下、注と原典です~




So:この前の24-26連で考察された1808年のシントラ協定をめぐる著者の政治的見解をハロルドの考えとして述べている。シントラ協定については、こちらこちら

XXVII.

So deemed the Childe, as o’er the mountains he
Did take his way in solitary guise:
Sweet was the scene, yet soon he thought to flee,
More restless than the swallow in the skies:
Though here awhile he learned to moralise,
For Meditation fixed at times on him,
And conscious Reason whispered to despise
His early youth misspent in maddest whim;
But as he gazed on Truth, his aching eyes grew dim.


XXVIII.

To horse! to horse! he quits, for ever quits
A scene of peace, though soothing to his soul:
Again he rouses from his moping fits,
But seeks not now the harlot and the bowl.
Onward he flies, nor fixed as yet the goal
Where he shall rest him on his pilgrimage;
And o’er him many changing scenes must roll,
Ere toil his thirst for travel can assuage,
Or he shall calm his breast, or learn experience sage.
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コメント

  1. LICCA | URL | -

    ありがとうです

    Shallot。
    こんばんわ。

    元気???
    翻訳すごいね!!!!

    今日、日本から、Shallotからお手紙届いたよって聞きました。
    ありがとうです。

    もうすぐ日本に帰るので、それまで楽しみにしてます☆

    Shallotの活躍はすごいです。
    見習わなきゃです。
    本当に勉強になるし、尊敬するし、反省もします。

    ステキな作品を楽しみにしてるね☆

    P.S.そういえばね、ずっと前に書いてた、小さなお弁当屋さんの夫婦の話、完結したんだ。
    もちろん、不幸な最後です。
    私にはHappy endは書けそうにないです…

  2. Shallot B. | URL | -

    どもども☆

    活躍だなんてそんな。。。(><;)
    いつもいつもLiccaさんの忙しさに比べれば、なんのそのって感じです。
    基本的に足りない奴なので、足らせるのが大変です(笑)。

    小さなお弁当屋さんのお話、読みたいです。
    是非見せてくださ~い☆

    ではでは~v-238

  3. LICCA | URL | -

    お弁当屋さん

    Allo!!!
    Shallotが足りない????????????
    足りないなんて、絶対ないよ~
    むしろ出てる。

    Shallotの作品楽しみにしてるね。

    お弁当屋さん、夏には何かの小さいコピー本とか作れるようにがんばるね。

    Shallotを見習います☆

  4. Shallot B. | URL | -

    Re: お弁当屋さん

    >Liccaさん☆

    はみ出てるなんて、恐縮です…。
    どちらかというと、キャパが足りてなくて、溢れてるって感じです(笑)
    「覆水盆に返らず」「It's no use crying over spilt milk.」ですね~

    仲良しの男の子が同窓になったよ!
    ちょっとした朗報です☆

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