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ミルトン『失楽園』(上)読了

2009年05月22日 23:55

4月の新宿09の6

失楽園 上   岩波文庫 赤 206-2失楽園 上 岩波文庫 赤 206-2
(1981/01)
ミルトン

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昔、マリオ・プラーツの『肉体と死と悪魔』をペラペラめくっているときに、いちばん初めに出てきたのがミルトンのサタンについてのお話だったけれど、『パラダイス・ロスト(失楽園)』自体を読んだこともなかったので、イマイチピンとこなかったんですね。で、数年前、K先生の授業で『パラダイス・ロスト』を原文でつまみ読みしたときも、なんだか銅版画の中世絵画を見ているようで、どうも動きが想像できなくて、あんまり面白みが感じられないまま…

先の年末、とある先生に「サタンは摑みやすいですよ☆ ついでに、アダムとイヴの夫婦の会話はめちゃめちゃ人間臭いし、ま、ジェンダーから見ると全然価値観ちがうなぁーって思うかもしれないけど、でもアダムの間抜けさは一見の価値ありですよ」と伺って、…早数ヶ月。

用あって、悪魔関係の絵画を見始めたら、やっぱり出てきちゃった~…
避けては通れぬ道なのね…

と思って、(睡眠薬代わりに/汗)読み始めました、岩波文庫の『失楽園』。
――結論。睡眠薬ではなく、カフェインになってしまいました(笑)。

昔は銅版画の動きのない絵画のように思われた文章が、何故かヒエロニムス・ボスの絵画を見て以来、なんというアニメチックな動きをするんでしょう! 
このキャラたち(`*・ω・*´)!素敵~☆

特に第2巻のサタンと娘「罪」、息子「死」を巡るエピソードでは、カフェインどころか、眼が冴えまくり……☆壮絶でした。こんな禁忌を侵すような設定と描写は、あんまり見たことがありませんね~。第4巻のサタンの懊悩も凄まじい自我との戦いの一面を垣間見た気がします。

ちなみに、夕べ、第5巻のイヴの食卓さながら、夕飯を準備するのも面倒だった私は、
イヴごっこならぬフルーツ・パーティーでラファエロな気分を味わいました☆。

下巻も楽しみです☆

肉体と死と悪魔―ロマンティック・アゴニー
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