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アベ・プレヴォー『マノン・レスコー』読了

2009年08月06日 01:30

マノン・レスコー (新潮文庫)マノン・レスコー (新潮文庫)
(2000)
アベ・プレヴォー

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少し前に読んだデュマ・フィスの『椿姫』の冒頭、アルマン・デュヴァルがマルグリットにあげた本として登場した『マノン・レスコー』。確かに類型的には同じところに属するストーリーでしたが、時代もあって、描写はやっぱり『椿姫』のほうが私は好きでした。でも、人間臭さというか、人間が生きていくときの醜さは、こちらの『マノン・レスコー』のほうがよく描けているように思えました。

騎士デ・グリュウよりもむしろ親友のチベルジュに共感してしまった自分。
チベルジュのマトモさが光ってました(笑) むしろ偽善さに近いとさえ思えましたがね。
G…M…氏に騙されて1回目にサン・ラザール(収容所)へ放り込まれたとき、脱獄する場面はなかなかスリリングでした。
個人的にこの時代のアメリカを少しでも描いている場面に興味があるので、最後のほうはけっこう興味をそそられました。先住民の人とか出てくるのかなぁとおもったりもしたけれど、それはなかったのでちょっと残念。ただ、アメリカの開拓の人々の生活状況はやはり決していいものとは描かれないのですね。

ずーっと昔、まだ若い頃にオペラも見たのですが、あんまり記憶が定かではなく…。
ピンとこなかったのかも。
オペラとは小説の結末が少しちがったようにおもいます。
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