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2004年08月01日 01:40

 かつて、僕の記憶が確かならば、僕の生活はすべての心が開かれた、すべての葡萄酒が溢れてた宴だった。
 ある夜、僕は膝の上に「美」を座らせた。―そしてそいつが苦々しいって解ったんだ。―それでそいつを罵ってやった。
 僕は正義に対して武装した。
 僕は逃げた。あぁ女魔術師たち、あぁ不幸せ、あぁ憎しみ、僕が宝物を閉じ込めたのは、おまえたちのところなんだ!
 僕は人間の希望すべてを僕のこころの中から消し去ってしまった。全ての喜びを越えて、希望を絞め殺すために、僕は仄かに、猛獣のように跳びかかった。
 僕は首切り人を呼んだ、滅び逝きながらその銃床に噛みついた。僕は疫病神を呼んだ、砂と血の海で自分を息詰まらせた。不幸せが僕の神だった。僕は泥の中に這いつくばった。僕は殺戮の空気を飲み干した。そして善良な顔立ちで狂ったふりをした。
 そうして春が白痴のぞっとする笑いを僕にもたらした。
 ところで、ついこの前、最後に「ゲッ!」って叫びそうになったとき、僕はまた自分が鍵を探し出そうと夢見てたことが解った。遠い昔の鍵だよ、もしかしたらまた欲を取り戻せるかもしれない。
 慈悲がその鍵だった。――このヒラメキは僕が夢見てた証拠だ!
 「おまえはハイエナのままでいなさい、云々…」、僕を愛すべきポピーの花で飾ってくれた悪魔が叫ぶ。「おまえの欲と、エゴイズムと大罪すべてで破滅してしまいなさい。」
 あぁ! そんなのはもう充分デス。――ですが、親愛なる大魔王、僕はあなたにお願いしたいのです、眼をそんなにも苛立たせないでクダサイ。そして遅れがちになってるチョットした無気力な感じを待っていてクダサイ。モノ書きのクセに、描写力とか教訓的な感覚なんかを失くしちゃってるのが好きな貴方様に、僕は自分のヒドイ日記のゾッとするような何ページかをお見せしましょう。
 有名な『地獄の一季節』(Shallot訳題:『地獄での一夏』)の冒頭(序章)でございます。なんか、好きなんですよね~、コレ。これから書かれる内容を全て暗示しているところが。エヘへ☆^-^☆
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