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花のさかりに死んだひとよ

2011年10月18日 21:32

【花のさかりに死んだひとよ】
   バイロン 作
   Shallot B.訳

1
おお! 花のさかりに死ぬなんて!
重たい石におまえを押しつぶさせはしない
 その塚には薔薇を這わせよう
 四季の初めに葉がひらくから――
そして野の糸杉にやさしい翳をつくらせて 揺らめかせよう

2
ときおり むこうをさらさら流れる青川のほとりで
<悲しみ>にうな垂れた頭をもたれさせ
途切れぬ夢で深い思いをめぐらせよう
 そしてぐずぐず立ち止まっては そっと歩ませよう――
 情深い哀れな者よ! まるでその歩みが亡き人を苛むのではないかと思うよう

3
去れよ! 涙は無意味と分かっているし、
 その死は苦悩をものともしないし、耳にも入らない
だから俺たちに文句を言うなというのか?
 嘆く者の嘆きを減らせというのか?
そして俺に忘れろと言うおまえ、
そのおまえだってやつれて、目が濡れているぜ。


2011年10月18日火曜日。
なんだかいろいろ事務所やらなにやらでめちゃめちゃ疲れていますが…。
今週は本当にキビシイ><; 「●●●週間」だけにキツイ><;
もうバッタバタです…。癒されたい…。

気晴らしに大好きなバイロンの詩をアップしてみようと思い。
今度若い子たちにお話をするつもりの「花のさかりに散ったひとよ」です。
詩集『古代ユダヤのしらべ(Hebrew Melodies)』より。

誰だかいまだに謎とされている処女サーザをテーマにした作品群の一編と言われておりまする。
3連の「去れ!(Away!)」の命令を含め、二人称が誰なのかわからない。
1連の二人称と3連の二人称が同一か異なるか、
それでだいぶ意味が変わってくるような気がします~

個人的には3連の二人称は1連とは違う相手で、
語り手の傍にいて、彼と思いを同じくしているひとなのではないかと邪推してみたり。

1815年当時、語り手(=バイロン)の傍にいて、
思いを同じくしてくれるひとなんて、そうそう多くない――つまり、姉オーガスタではないか、と。
邪道な伝記的読みをしてみたり。

いやいや、そうじゃないのかも。ま、だれだかわからないから面白いんでしょうね(笑)



I
Oh! snatch'd away in beauty's bloom!
On thee shall press no ponderous tomb;
But on thy turf shall roses rear
Their leaves, the earliest of the year―
And the wild cypress wave in tender gloom―

II
And oft by yon blue gushing stream
Shall Sorrow lean her drooping head,
And feed deep thought with many a dream,
And lingering pause, and lightly tread,―
Fond wretch! as if her step disturb'd the dead!

III
Away! we know that tears are vain,
That death nor heeds nor hears distress―
Will this unteach us to complain?
Or make one mourner weep the less?
And thou―who tell'st me to forget,
Thy looks are wan―thine eyes are wet.
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