スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

峠三吉『原爆詩集』読了

2014年03月01日 19:55

原爆詩集 (平和文庫)原爆詩集 (平和文庫)
(2010/07/01)
峠 三吉

商品詳細を見る


ひょんなことから、急遽読むことになり…

1945年8月6日、広島に投下された原子爆弾のもたらした惨劇。
これまではティーンエイジの頃、教科書に載っていたいくつかの詩しか知らなくて、
しかもこれらの詩が表そうとしている内容を想像するだけの補足知識もなく、
ただ恐ろしい気味の悪い世界くらいにしか認識できていませんでした。
ところが、原爆投下直後の広島の状況をいろいろと調べるにつれて、
それがどれほど非人道的で、凄惨な殺戮兵器だったのかが
この歳になってようやく認識できるようになりました。

引用するには、あまりにも言葉が重く……

峠三吉は、18歳で肺結核と診断され、28歳で原爆被災。
34歳の時に『原爆詩集』をまとめ、36歳没。
ランボーと同じ年齢で亡くなっているんですね。

詩人を理解するうえで、世の中の動きはとても重要で、
読者と同様に、いろんな出来事に影響されながら詩を書いている。
でも、峠にとって、あの夏の出来事は、あまりにも衝撃的すぎる…

いろいろな死者の描き方を、中世から現代まで、いろいろな詩作品で見てきたけれど、
この詩の中にでてくる死者たちは、あまりにも現実味を帯びていて、
でも、ただの感情的な読解では、あまりにも申し訳ない。
こんなにも凄惨な描写だからこそ、
できるだけ感情を排して読みとらなくてはいけないのかもしれません。
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://sousleau.blog5.fc2.com/tb.php/821-a061e266
    この記事へのトラックバック


    Articles


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。