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『この素晴らしき世界』(Musine si pomahat)

2005年09月10日 23:55

david et marie

先日、東京都写真美術館で開催された、2005年チェコ映画祭に行きまして、そこで『この素晴らしき世界』という映画を見ました。

 第二次大戦中のチェコの小さな村に住んでいる、ヨゼフとマリエ夫妻は、ユダヤ人の一家と仲良くしていたが、ナチスの支配下にあって、収容所へ送られていた青年ダヴィトが、夫妻を頼って逃げ込んでくる。ヨゼフとマリエは、ダヴィトをかくまっていることで、表に発覚すれば殺されてしまうが、かくまうことを決意。
 ヨゼフの友人であり、ナチス党員のホルストは、マリエに下心を抱きつつ、夫妻の家に、ひっきりなしにやってくる。彼は、ダヴィトの存在に気付きつつ、ヨゼフへの友情から、忠告半分マリエへの思いやり(?)半分、黙っている。一方で、マリエへの下心という場面では悪役だ。
 ひょんなことから、ドイツ人のナチス党員をユダヤ人をかくまっている二人の家に居候としておいてくれと依頼されたとき、マリエは「こどもが生まれるので無理。」とその依頼を断るが、同時に、病院でヨゼフはこどもの作れない体であると診断される。ここはいやでも子供が必要。
 ヨゼフはダヴィトとマリエに、二人で子友を作るように哀願する。…

 個人的に、まず、思ったのは、いつもどおり、「ダヴィトかっこいい☆」(←そればっか。)昔大好きだった、『Beverly Hills 90210』のDavidにどことなく似ていた(名前も一緒だったってのもある)ので、すぐに「キター☆>▽<☆」とか思っちゃいました(爆)。
 なんだか、ダヴィトのいることが、ばれそうになるたんびに、かなりドキドキしてしまって…。マリエが風邪引いて寝込んでるとき、ヨゼフが仕事で出てるときで、ダヴィトは彼女の看病してたのだけど、そこへイキナリドイツ人とホルストがきたとき! ドキドキしまくりでした!!ほんとに見つかるかと思ったー。(上図は、ドイツ人たちが出て行って、ほーっとしてる二人の図。)
 素敵なのはマリエとヨゼフの関係。マリエはしっかり旦那様だけを愛してるのね。ダヴィトに対する感情って、同情と哀れみだけなのよね。

 ナチスの解体以降、チェコは結局ソ連に侵略されたことを考えると、ラストシーンに込められていた「解体と再生」も、手放しには喜べないと思いました。結局、ソ連にしても、同じことだから。それでも、ひとつの民族を丸ごと滅ぼそうとしたナチスよりはましだったのかもしれないけれど…。それにしても、ナチスに翻弄された周辺の各国は、本当に悲惨のきわみだったのだろうなぁ、と、今更ながら認識しました。終戦直前なんて、何がなんだか、誰が味方かもよく判らない状態。ナチスも敗走しはじめると、もう思想とかそういう問題じゃなく、めちゃくちゃなんだもの。きっと、日本のアジア支配も、こんなふうにして終わりを告げたのだろうと思うと、悲しくなります。
 チェコの言葉は、初めて耳にしましたが、サ行音が素敵に響く言葉なのですね。また機会があれば、聞いてみたい言葉でした☆
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    「この素晴らしき世界」2000 チェコ&nbsp; Musime Si Pormahat監督:ヤン・フジェベイク&nbsp; 製作:オンドジェイ・トロヤン プロデューサー:パヴェル・ボロヴァン 監督:ヤン・フジェベイク原案・脚本:ペトル・ヤルホスキー撮影:ヤン・マリーシュ音楽:アレシュ・ブ..



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